2018年のサッカーW杯の試合の合間に(またはW杯の試合がなくても)、モスクワでやるべき5つのこと

Legion Media
 2018年FIFA W杯の開幕が近づくにつれて、試合開催地ですべきことをリストアップしておくことは大事である。まずは首都モスクワからスタートすることにしよう。ここでは訪問者はいつもいろいろ楽しむことができる。もちろん2018年もその例外ではない。

 ワールド杯期間中にモスクワを訪れる人びとの第一の目的地はとうぜん試合会場となるルジニキ競技場とオトクルィティエ・アリーナだろう。しかし多くの人はホテルと試合会場の往復以外にこの輝かしい首都を探検することを厭わないだろう。そんな人のためにモスクワでとても興味深い場所をいくつか紹介しよう。

 

1.街のもっとも新しい顔 

トヴェルスカヤ通り

 ここ数年の間、モスクワは想像以上に変化している。中心街の通り、たとえばトヴェルスカヤ通りや新アルバート通りは広い歩行者専用路が設置されとても歩きやすくなった。クレムリンからガーデンリングホテルに至るまでの中心街を囲む地域は天気のいい日に散策するには最高の場所である。

ザリャジエ公園

 散策を始めるには、新しくできたクレムリンからほど近いザリャジエ公園がよい。ここが面白いのは人工的に造られた4つの違う趣向のゾーン、モスクワ川にかかる「浮橋」、フィルハーモニック・ホールがあることである。こちらで写真をチェックして訪れてみては?

最寄りの地下鉄駅 革命広場またはキタイゴロド

 

2. 歴史と芸術に抱かれて

 モスクワでは、新しいものが古いものにあちこちで溶け込んでいる。ザリャージエ公園を訪れたら次は通りを横切って、赤の広場へ。そこでは聖ワシリイ大聖堂、国立歴史博物館、ソ連時代や帝政時代の像、レーニン廟が観ることができる。それぞれが特別な逸話を持っているので、チケットをゲットしてツアーに参加するのも悪くない。 

 何百年もの間ロシアの支配者の居城であったクレムリンも同じだ。チケットを買って入ってみよう。絶対損はない。帝政ロシア時代の宝物をこんなに観ることができるのはここの武器庫だけである。

 モスクワの素晴らしい博物館があるのはクレムリンと赤の広場だけではない。トレチャコフ美術館のロシア民族芸術のコレクションは必見であり、ヴォルホンカ通りのプーシキン美術館も見逃せない。ただし、これらの美術館は、回るには少なくても数時間かかるほどの規模であることをお忘れなく。

 

最寄りの地下鉄駅 クレムリンと赤の広場へはオホートヌィリャド、トレチャコフ美術館へはトレチャコフスカヤ、プーシキン美術館へはクロポトキンスカヤ

 

3. モスクワの公園でのひととき 

 ザリャージエ公園以外にもモスクワには散策するにもってこいの公園が多くある。何年か前に市当局はゴーリキー公園を野外映画館や近代美術館、スポーツセンター、ダンス場にもちろん数えきれないほどのカフェを備えた若者たち向けの場所に変えた。

 いつも喧騒なゴーリキー公園をはなれて静かな場所に行ってみよう。ニェスクーチヌィ公園と雀ヶ丘は静かにロシアの自然の息吹を聞きながら散策することができる。また、ゴーリキー公園から通りを隔てたムゼオン公園は古いソ連時代の遺物を集めた場所であり、是非訪れたい。

 北西部にある、VDNKhに行けば、過去のものにさらに近づくことができる。そこにはソ連時代の科学的成果や共和国の展示館が数多くある。もしソ連には興味がないというなら、ツァリツィノに行ってみよう。18世紀のエカテリーナ二世によって作られた壮大な屋敷である。もしくは、16−17世紀の帝政時代の木造建築が観られるコローメンスコエもいいだろう。

 

最寄りの地下鉄の駅 ゴーリキー公園へはパーククリトゥールィ、オクチャーブリスカヤ、雀ヶ丘へはヴォロビヨヴィエ・ゴールィ、VDNKh、ツァリツィノ、コローメンスコエへはそれぞれ同名の駅

 

4.空からの眺め

 天気のいい日に空から1200万人が住む街を俯瞰することができれば忘れがたい経験になるだろう。モスクワにはこれが実現する場所がいくつかある。まず、オスタンキノTV塔である。モスクワ西北部にあるどこからで見える針のようなとんがった形の建物であり、ここにそこまで詳しい行き方がある。次にモスクワ・シティ。ここの二本の高層ビルにはおのおの58階と87階に展望台がある。

 最後は、街の中心に位置する雀ヶ丘からの眺め。これは本当に素晴らしく、モスクワに7つあるスターリン様式建築のうち3つを観ることができ、ルジニキ競技場や、モスクワシティも目の前だ。初めてモスクワに訪れた者はまず絶対にここに立ち寄るべきである。

 

最寄りの地下鉄駅

オスタンキノTV塔へはVDNKh、モスクワ・シティへはヴィスタヴォチナヤ、メジュドゥナロードナヤ、ジェロヴォイツェントル、雲雀ヶ丘へはヴォロビヨヴィエ・ゴールィ

5. 地下鉄

 見晴台からは決して観ることができない素晴らしい場所がモスクワにはある。地下鉄である。地下鉄はここでは単なる交通機関ではなく、特に街の中心部の駅は、宮殿のようであり、国家文化遺産にも登録されているものである。急いでどこかへ移動するときでもちょっと立ち止まって、回りの美しい景観を楽しんでみてはいかが? 

 

そして、これはまだほんの始まりにすぎない

 モスクワで訪れるべき場所をすべて紹介するには一冊の本が書ける。ロシア最大の街にはあらゆるものがある。荘厳の教会から建築家の魂を具現化したアバンギャルド建築、旅行者が街の探検の疲れを取ることができる無数のレストランやバーに至るまで。それではよい旅を。

*街を歩き回っているとモスクワっ子と話をする機会があるかもしれない。そんなときのために、こちらをどうぞ

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