ロシア人が好む奇妙な食べ合わせ

Legion Media
 甘いパスタや、スイカのマリネを試してみるのはどう?ロシアには地方によって様々な美味しい食べ物があるが、中には外国人にはまったく考えられないようなものもある。

煮こごり+マスタード

 ホロジェッツという肉の煮こごりやザリヴノイという魚の煮こごりは、ロシア料理の中でもっとも知られたものの2つであろう。これらの料理は作るのに時間がかかるため、特別なときにしかテーブルに出されない。外国人にとっては肉の煮こごりさえありえないもののように思えるだろうが、次に紹介するものは、おそらく考えにも及ばないだろう。ロシア人は煮こごりをマスタードとホースラディッシュとで食べるのである。なんという素晴らしいスパイシーな合わせ技なのだろうか。

甘いパン+マヨネーズ

 ロシアでは、マヨネーズをかけるとなんでも美味しくなるという冗談がある。ダンプリングや肉につけるだけでなく、お菓子につけてもおいしいのである。マヨネーズが生地を軽く、粘り気を出し、長時間新鮮さを保ってくれるなんて信じられるだろうか。ロシア人はどうやってこれを発見したのか、また最初に、生地にマヨネーズを入れたのは一体誰なのだろうか?マヨネーズ入りのクッキーの味が普通のショートブレッドの味に似ていることは知っているだろうか? 

野菜サラダ+炭酸飲料ドレッシング

 これまで一番議論の的になったロシア料理である。炭酸飲料をかけるという人もいれば、乳酸菌飲料を使うという人もいる。そう、オクローシカの話だ。 

 これは、卵とボローニヤ(オリビエサラダのようなもの)が入った野菜サラダにクワス(乾燥させたライ麦パンとイーストでつくるロシアの伝統的飲料)をかけた夏の冷製スープ。中にはクワスの代わりにケフィールやカフカスの乳酸飲料タンを使う人もいる。しかし、何を使ってつくるにしても、オクローシカはロシア食文化において大きく意見が分かれる料理の一つである。「レストランに入ってスープを注文する。すると、手に一杯ほどの刻んだだけの生野菜にクワスをかけたのが出てきたのである」。イギリス出身のショーン・クリテロ―さんはQuoraでこう語っている。「食べてみて、わたしの顔は絵のように固まった。そしてみんな笑い転げた。ありえない!」 

パスタ+砂糖

 革命指導者であるレーニンは甘いパスタ・スープがお気に入り料理のひとつであった。温めたミルク、細い麺(自家製か普通のビーフン)と砂糖でつくり、温かいままバターをひとかけいれて食べる。栄養たっぷりである。

 このスープは幼稚園でもしばしば出され、家でも朝食などに簡単に作ることができる。

 スープ以外にも、ソ連では砂糖をふりかけた温かいパスタのデザートが有名だった。これは焼くととてもおいしい。カラメル菓子を思わせる一品である。

スイカ

 ロシア人がなんでも酢漬けにすることは有名な話である。キュウリ、ニンニク、カボチャなど、ダーチャで栽培するものは基本的にすべて酢漬けにする。暖かい南の地方では、スイカをよく酢漬けにする。材料は簡単で、メロンの薄切り、砂糖、塩と酢だけだ。信じないかも知れないが、とてもおいしい。

 「スイカの酢漬けを作るのなら、よく注意しなければならない。癖になるからだ。特に冒険好きでない人にはお勧めしない」。アメリカ出身のケイト・ストーンマンさんはQuoraでこう語っている

 もっとおいしいものを作ってみたいなら、塩、麦芽、そして砂糖かハチミツでマリネしたリンゴを試してみるとよい。 

チョコレート+シーフード

 チョコレートに昆布、塩もしくは、ウニをつけて食べるのはロシア極東の一般的なデザートで、ロシアのどのオンラインストアでも見つけることが出来る。見た感じは、ほのかなヨード風味の普通のチョコバーのように見える。ウラジオストクやハバロフスク土産として最高である。 

ルバーブ+スターチ+砂糖

 ロシアのキセーリを飲んだことがあるだろうか。この冷たく甘い栄養たっぷりの飲み物は、普通ベリー類とスターチでつくられる。しかし、ロシアでは、キセリは、他の植物でも作られる。ルバーブでつくるキセーリは健康食と考えられ、子どもにもよく飲ませる。

お茶+塩+バター

 塩を入れたミルクティーは遊牧民由来の人気のある飲み物で、特に、カルムイク、ブリヤート、アルタイで有名なもの。塩を入れたお茶は、体の中の水分を調整する作用があり、特に夏の暑さ(カルムイク・ステップはロシアでもっとも暑くなる場所のひとつである)では重要である。この飲み物にミルクかバターを加えると、栄養たっぷりの昼食になる。ちなみに、地元の店では、この3点が入ったディーバッグが売られている。

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