ロシア人が大好きな、ソ連時代に作られたデザートTOP10

ロシア料理
マリア・アフォニナ
 これらは今でもロシアで人気があり、手に入れることができる。あるいはこちらのレシピで、自宅でも作ることができる。

1. クリーム入りタルトレット

 メレンゲの乗ったショートクラスト生地のタルトレットはソ連時代、もっとも一般的なデザートの一つであった。クリームで出来た花や葉やキノコの飾りが目を引き、とても人気があった。

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2. カルトーシカ(ジャガイモ) 

 見かけは美しいとは言えないが、ねっとりとしたチョコの味がたまらない一品。簡単な材料で作れるのも魅力(小麦粉、卵、練乳、バター、カカオ)。

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3. 練乳入りのクルミ型焼き菓子、オレーシキ

 サクッとした殻が割れ、練乳が口いっぱいに広がる瞬間ほど最高なことはない。忘れられない子ども時代の味。

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4. カッテージチーズ入りリング

 ソ連時代、フランスにルーツを持つデザートに、ロシアの乳製品であるカッテージチーズを入れたものが作られた。甘いお菓子を食べながら、中のクリームが体にいいと思えるなんてとても嬉しいことである。

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5. クリームコロネ

 ソ連の菓子職人はヨーロッパのお菓子を改良し、ドイツの哲学者の髪を思わせるようなデザートを考案した。中には、カスタードクリームやバタークリームの代わりに、卵白のクリームが詰められた。それによって、コロネはよりふわっとして、よりおいしくなった。

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6. ラム・ババ

 ソ連時代、ラム・ババはありとあらゆるところで売られていた。デザートは復活大祭のときに食べる正教会の伝統的なパン、クリーチに似ているが、もっと小さめで、ラムの香りが漂う。

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7. アレクサンドル・ケーキ

 今ではこの縞模様のコーティングが、ロシアの皇帝アレクサンドル1世にちなんだものだと知っている人は少ないが、お菓子は数世紀を経た今も食べ継がれている。

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8. リングクッキー

 炒ったピーナッツをまぶしたリング型のクッキーは何世代ものソ連の人々に、学校の食堂を思い出させる。休憩時間になると、このリングクッキーの売り場にはいつも行列ができた。

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9. キノコとピーチ

 キノコと桃の形をしたデザートは本物そっくりで皆を驚かせた。菓子職人らが本物に似せるために使った材料は意外なもので、たとえば、桃の赤い色味はビーツの汁、キノコの柄についた土はケシの実で表現された。

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10. ブーシェ(ブッセ) 

 フランス語の名前を持つこのデザートは、サクサクした2枚の生地にクリームが挟まれたものである。ソ連時代は、生地はコニャック入りのシロップに浸し、上の生地にはチョコレートコーティングが施された。今でも多くの人にとって、劇場の休憩時間に食べるお菓子というイメージがある。

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