ソチのスキーリゾートへ行くためのガイド

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 あなたにピッタリのスキーリゾートを選ぼう。

ガズプロム・ラウラ―初心者や家族スキー旅行に最適 

 スキーリゾート「ガズプロム・ラウラ」

 「ガズプロム・ラウラ」は初心者用のスキーリゾートであり、絵画のように美しい風景で有名だ。リラックスできる広くて滑りやすいピステが主な特徴だ。

 ガズプロム・ラウラを行く最も良い方法は、ガラクティカという娯楽施設を見つけることだ。ソチ空港からタクシーでおよそ45分のよく知られた場所にあり、1,600ルーブル(約2800円)でたどり着くことができる。それか、空港から760メートル離れたところにある鉄道駅から、ローザ・フトル行きの電車に乗ることもできる。ガラクティカはローザ・フトルから2キロメートル離れたところにある。バス135、105、105c系統もそこを通る。しかし、運転手にこのバスがガズプロムリゾートに止まるかを確認しよう。時々別のルートを通るバスもあるからだ。もし車で行く場合は、このスキーリゾートに駐車すると一日500ルーブル(約880円)かかる。

 ガズプロム・ラウラ・スキーリゾートには徒歩圏内に二つのホテルがある。一つが五つ星ホテルのグランドホテル・ポリャナで、もう一つが四つ星ホテルのポリャナ1389だ。グランドホテル・ポリャナの高級な客室は最大で五人まで宿泊が可能で、離れになっているヴィラには最大九人まで宿泊できる。新年前の時期には、基本的な二人用の客室は一泊当たり14,400ルーブル(約25,250円)となっている。ポリャナ1389の二人用スタンダードルームは一泊当たり17,000ルーブル(約29,800円)となっている。

 ガズプロム・ラウラのケーブルカーは二台ある。一つ目はA1と呼ばれており、グランドホテル・ポリャナから乗ることができる。一方、もう一つのA3はアルピカ・ケーブルカー駅から乗ることができる。A1ケーブルカーの終点には上級者向けのピステが広がっている。A3ケーブルカーの終点には初心者向けの、緑や青に着色されたカラフルなピステが存在する。

 リラックスしてスキーを楽しむために、ガズプロム・ラウラには最も美しい風景が広がる環境で滑ることができる。ピステの多くは広く(最大66メートル)、深い森の中を滑ることができる。つまり、ラウラは写真を撮るのに最適なスキーリゾートであり、夕方にはソチで最もロマンティックで魅力的な風景が広がっている。

 「ガズプロム・ラウラには緑や青色の多様なピステがあり、斜面には崖がありません。もし左右に崖が見えたりするとそこが簡単なコースであったとしても初心者は心理的に難しいものだと感じてしまうからです。怖がることで学習プロセスが妨げられることがあります。ラウラでは、基本的にモミの森の中で滑るので、これは問題ではありません」と29歳のスキーインストラクターのデニスは話す。

 当然、ラウラには上級者向けに、赤と黒色のピステが用意されている。これらは非常に質が高く、多くの人がソチの全ての高難易度のゲレンデの中で最高のピステだと考えている。ただし、このピステは雪が多い場合にのみ開かれるが、それはこの地域ではかなりまれなことだ。したがって、特に探しているゲレンデが開いているかどうかを確認するために、リゾートへ事前に電話すること(電話番号+
7-862-259-55-95)を強くお勧めする。

 クロスカントリースキーは、アドレナリンを嫌うお客様にも利用できる。このリゾートには、一年中営業している有名な屋外スイミングプールもある。

ローザ・フトル最も種類豊富なピステ

 スキーリゾート「ローザ・フトル」

 「ローザ・フトル」は、特にスキルレベルが多様な大勢のグループにとって、最も楽しいスキー体験を約束するスキーリゾートだ。ここでは、誰もが自分のスキルレベルに適したピステを見つけることができる。

 ローザ・フトルは、ガズプロム・ラウラよりも山の少し高い場所にある。ソチ空港から車で1時間かかる。タクシー料金は1,800ルーブル(約3160円)だ。

 緊張に弱くて、曲がりくねった狭い道を運転することができない場合は、ケーブルカーで施設まで到着することを検討してほしい。オリンピア500ケーブルカーセンターまで行き、そこからケーブルカーに乗って、ローザ・フトル・スキーリゾートの中心にあるケーブルカー駅であるオリンピア1170に行くことができる。

 ローザ・フトルに向かう電車でもケーブルカーの駅へ行くこともできるし、バスに乗ることができる。バスは135、105、105c系統があれば行くことができる。 「市庁舎」が、道案内の目印となるはずだ。ケーブルカーの駅は、川の真向かいにある。このケーブルカー駅は、毎日午前8時30分から午後11時45分まで営業している。ただし、ケーブルカーに乗るにはスキーパスが必要だ。したがって、最初はタクシーに乗る方が安く済むかもしれない。

 この施設の近くには、ローザ・プラトとローザ・ドリナのという二つの一般的な宿泊施設がある。スキーに集中するため人里離れた生活を好む場合はローザ・プラトを、そうでない場合はゲレンデからより離れているが孤立していないローザ・ドリナを選ぼう。

 孤立した場所ではなく、少し遠くでもよいなら5つ星ホテルのラディソン・ローザ・フトル、4つ星のパークイン・バイ・ラディソン・ローザ・フトルまたはメルキュール・ローザ・フトルも選択肢に入るだろう。新年前の時期には、ラディソン・ローザ・フトルの2人用のスタンダードルームは1泊15,000ルーブル(約26,300円)、パークイン・バイ・ラディソン・ローザ・フトルの2人用のスタンダードルームは7,470ルーブル(約13,100円)だが、メルキュール・ローザ・フトルの同様の規模のスイートの価格はわずか5,600ルーブル(9,820円)となっている。

 ゲレンデのすぐに近くに泊まり、スキーする時間を長くするために貴重な朝の時間を節約したい場合は、ローザ・プラトン(オリンピア1170ケーブルカー乗換駅)にあるホテルのいずれかで宿泊しよう。この場所は山が高いところにあり、したがって人里離れていて山の小さな村のような雰囲気がある。ここになじみがない場合は来るのが難しいだろう。ローザ・スキー・インローザ・シャレーローザ・スプリングス、およびローザ・ロッジが宿泊施設の選択肢となる。

 山々の豪華で絵のような景色にもかかわらず、ローザ・スキー・インの2人用のスタンダードルームは1泊3,600(約6,300円)だが、はるかに安いオプションもある(シェアルームで共有バスルーム付きの価格は1泊あたり1,890ルーブル(約3,310円)だ)。ローザ・シャレーは、二人で1泊15,000ルーブル(約26,300円)かかる。一方、ローザ・スプリングスとローザ・ロッジは、それぞれ1泊で13,200ルーブル(約23,140円)と5,300ルーブル(約9,300円)かかる。休暇期間中は急激に予約価格が上昇するが、部屋の多くが年末年始の直前と直後に予約されることが多いため、事前の予約を強くお勧めする。

 ローザ・フトルは、ゲストに幅広い種類のゲレンデを提供することが自慢だ。このリゾートは、ロシアで最大の100
kmというゲレンデ距離を持ち、様々なスキルレベルに対応している。

 「ローザ・フトルは、2014年冬季オリンピックが開催された場所の一つでした。このリゾートの赤と黒色のゲレンデは、国際スキー連盟によって認定されたオリンピックの遺産です」と、リゾートの代表であるウラジミール・クリシュキンは、ゲレンデの質を強調している。

 この場所の緑色のゲレンデは、距離が短すぎず、またリフトの長すぎる列を気にすることなく、初心者がスキルを磨くのに十分な長さとなっている。だが、緑色のゲレンデの一部は、崖の近くにあり(セーフティネットでマークされておらず、保護されていないことが多い)、初心者がリラックスしてスキーをするのを難しくしている。もちろん、ゲストの安全はリゾートの最優先事項であり、代表者は確認を怠らず懸念を全てクリアし、全ての潜在的に危険な場所をマークし、そのエリアを毎日数回監視している。

 「私はこの種類豊富なゲレンデが好きですが、初心者としては、ピステの一部にセーフティネットがないのが好きではありません」と、ダーニャ(24)は話す。

 「ローザ・フトルは最高の滑り心地を約束しますが、それはスキーの仕方をすでに知っている人だけです」とスキーインストラクターのデニスは語った。 「このスキー場のピステは最も長く、種類も非常に多くあります。このスキーの多様性が、最も面白いスキーリゾートたる所以です。」

 ソチの他のリゾートとは対照的に、初心者レベル以上の子供とスキーをする場合は、ローザ・フトルをお勧めする 「子供に最適なゲレンデがありますが、同時に、上級者用のゲレンデもあります。 でも、他のリゾートでは選択肢が少ないのです。」と話すのは、10歳の息子とスキーに来た41歳のアレクセイだ。

 とはいうものの、ガズプロム・ラウラは、スキーを始めるのには最適なリゾートだ。子供が基本を習得しており、親がスリルを求める上級者である場合に、ローザ・フトルは両親と子供のニーズ両方に合う最良の妥協案だ。ローザ・フトルでは、あらゆるスキルレベルのスキーヤーが楽しむことができる。

 スキーをしない人のために、このリゾートでは、1人あたり7,500ルーブル(約13,150円)で息をのむようなパラグライディングを提供している。また、山頂にあるヴィソタという名前の高級レストランには、美しいパノラマの景色を望む展望デッキが用意されている。

クラスナヤ・ポリャナ(ゴルキー・ゴロドとも呼ばれる)―上級者とスノーボーダー向けの最も社会的でお手頃なスキーリゾート

クラスナヤ・ポリャナ

 クラスナヤ・ポリャナは、おそらくソチで冬休みを過ごすには最も社会的な場所だ。山に斜面に最初に作られた施設だ。したがって、ここはこの地域のスキーの中心となっている。

 簡単にここへアクセスするには、空港から非区的短い距離タクシーで移動することだ。1,500ルーブル(約2,630円)、わずか40分で到着する。バスで行く場合は105、105c、および135系統でゴルナヤ・カルセリのバス停まで行こう。ただし、バスに乗ると120分はかかってしまうことをわかってほしい。さらにローザ・フトル駅に向かうすでに紹介した列車という選択肢もある。一方、車で行く場合は、1日700ルーブル(約1,230円)で駐車することができる。

 このリゾートのホテルの多様性は印象的だ。グランド・ソチ・マリオット・クラスナヤ・ポリャナはスタンダードルーム1泊12700ルーブル(約22,270円)だが、1泊でわずか3,000ルーブル(約5,260円)の客室を提供するブランドに加盟していない小さなホテルもあり、実際誰でもここで適切な宿泊施設を見つけることができる。

 スキー場のすぐ隣に泊まりたいなら、リクソス・クラスナヤ・ポリャナ(15,600ルーブル/約27,350円)、ノボテル(9,500ルーブル/約16,660円)、ゴルキ・パノラマ(8,700ルーブル/約15,250円)、またはドリナ960(9,500ルーブル/約16,660円)を予約するのが良いだろう。

 クラスナヤ・ポリャナは、ゲレンデでも宿泊施設でも、パーティースピリットが漂うリゾートだ。この場所のゲレンデは上級者に最適だ。意欲的なスキーヤーのために2つの緑色のゲレンデがあるが、それらは低い標高に位置しているため、気象条件が整わないと滑ることができない。

 ここに欠けているのは、平均的なレベルのスキーヤー用の金色の中級者向けゲレンデだ。多くの場合、平均的なスキーヤーに適していると思われる青色のゲレンデは、急な赤色のピステと一部重複している。これは初心者には理想的ではない。赤いピステと交差しない2つの青いピステ(5Aと4A)は短すぎるため、すぐに退屈になってしまうだろう。

 ポジティブな側面としては、リゾートの頂上からはっきりと海を眺めることできることだ。海を見下ろしながらスキーをすることは一生に一度の経験だろうし、試してみる価値がある!

 このリゾートにはフリーライドに最適な条件もそろう。 「最も急で最も困難な斜面の負荷と、森の中を滑るコースがあります。最も高い場所にあるリゾートであるため、Tsirk-2とTsirk-3(2つの山頂の間の手つかずの半円形曲線)の雪は豊富であり、その雪質はスノーボードに最適です」とスキーインストラクターのデニスは述べている。

 同時に、このリゾートでのスノーボードは最も危険だとみなされている。スノーボードゾーンは、ローザ・フトルのように標準的なゲレンデから簡単にアクセスできないため、緊急時の応急処置が困難だ。また、非公式に伝えられるところによると、このリゾートはフリーライドのスノーボーダーの救助を拒否することがある。しかし、アドレナリン中毒者がこのコースを試そうとするのを妨げるものではない。

 前述のように、このリゾートには最も高い場所に斜面がある。したがって、ソチに来るのが早すぎたり遅すぎたりしても、このリゾートは最初にオープンして最後にクローズするので、ここにたどり着くことが多いだろう。

 「初めて、クラスナヤ・ポリャナでスキーをしました。当初はローザ・フトルに行く予定でしたが、ポリャナは当時雪が降っていた唯一のリゾートでした」とヴィクトリア(26歳)は話す。「正直、このリゾートでスキーを始めるのは少し難しすぎました。ローザ・フトルやガズプロム・ラウラの方が、スキーを学ぶのに良い場所だったと思います。」

 いずれにせよ、クラスナヤ・ポリャナはゲレンデと宿泊施設の両方で活気のある雰囲気で有名だ。そこには、最先端の施設がそろっている。店舗、カフェ、レストラン、銀行、食料品店はここに豊富にある。他のリゾートがすでに閉店準備をしているとき、ここはまだ営業している。

 もう一つの大きな魅力は、ソチ・マリオット・クラスナヤ・ポリャナに隣接するソチ・カジノアンドリゾートだ。エリア内の全てのホテルから徒歩圏内にある。

 スキーの他に、質の高いスノーボード場と騒々しいパーティーを探している上級者なら、クラスナヤ・ポリャナはあなたのための場所だ。

ガズプロム・アルピカ―上級者や人里離れた場所が好きな人のための離れたリゾート

「ガズプロム・アルピカ」と「ガズプロム・ラウラ」

 ガズプロム・アルピカは、上級者向けのリゾートだ。人混みから逃れることができる場所でもある。

 正式には、ガズプロム・アルピカはガズプロム・ラウラとともに、ガズプロムスキーリゾートの一部だ。しかし現実は、かなり異なる。

 姉妹施設と同様、ガズプロム・アルピカは、ガラクティカ・エンターテイメントセンターから始まる。前述のグランドホテル・ポリャナポリャナ1389ホテルは、このリゾートでも宿泊可能な選択肢だ。ただし、アルピカに到達するには、アルピカケーブル駅(ガラクティカの隣にある)からK1ケーブルカーに乗って、プリュート・ヴェトロフと呼ばれる山頂まで行く必要がある。

 幸いなことに、ガズプロム・ラウラからガズプロム・アルピカへ行くためにスキーパスを改めて購入する必要はない。正式には、これらは1つのリゾートを構成している。ただし、滑る場所を切り替えるには強力なスキー技術を身に付ける必要がある。

 ガズプロム・アルピカは、技術を必要とするスキーリゾートだ。全長8kmのゲレンデ(例えば、ローザ・フトルでは全長100kmのゲレンデから考えると極めて短い)のみを提供し、それらはすべて赤色または黒色の難易度だ。それはすなわちソチで最も急な斜面だということを意味している。

 その立地と複雑なピステにより、ガズプロム・アルピカは比較的孤立したリゾートだ。他のリゾートが混雑しているとき、ここは長い列と人混みのピステを避けるのに最適な場所だ。

 「行列にうんざりしたり、一人で滑りたいときにここに来てください。ゲレンデは狭く、ここで滑る人は単純に少なくなっています」とスキーインストラクターのデニスは話す。

 しかし、ガズプロム・アルピカを貧相なリゾート地として片付けるのは間違いだろう、と専門家は警告する。ソチの他の全てのスキーリゾートでよく見られる混雑したゲレンデの問題にほとんど直面しないため、上級者には最適だ。

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