2019年12月22日‐2020年1月11日
ロシアバレエを観ないロシア旅行なんてあり得ないだろう。そして、くるみ割り人形を観ないクリスマスなんてあり得ないだろう。もっともクリスマスらしい伝統的なバレエの魔法の力を感じ、チャイコフスキーの素晴らしい音楽を堪能してみよう。運悪くチケットが取れなかったなら、マリインスキー劇場の他の別の公演に行ってみよう。ただこの華麗な歴史的建造物に入るためだけ、あるいは真新しい近代的な新館を見るだけでも価値がある!
ウェブサイトで公演スケジュールをチェックして、チケットを購入できる。
2020年1月8日まで
ニューホランド島はクリスマスの雰囲気を感じるのに最高であり、またちょっと変わったところだ。(ロシアでは正教のクリスマスが1月7日なので、25日以降もクリスマス気分が味わえる)。この地域はかつて、軍艦の修繕場所だったのだが、オリガルヒのロマン・アブラモヴィッチが投資するまでは打ち捨てられていた。それが今では、サンクトペテルブルクで最もスタイリッシュな場所となっている。
ここには、マーケット、コンサート、アート・インスタレーションに大きなスケートリンクまである!ちなみにこのニューホランド島でもくるみ割り人形が観ることができる。12月31日には、モスクワのボリショイ劇場からのライブヴューイングが行われる。
詳しくはこちらから。
2019年12月25日―2020年4月4日
帝国磁器工場の創立275年を記念して、このサンクトペテルブルク随一の美術館では、「クリスマス・ギフト」シリーズ(18世紀から21世紀)をテーマに、この磁器工場の回顧展を行う。皇帝の時代、革命の時代、そしてソ連プロパガンダ芸術の時代、それぞれの時代を色濃く反映した磁器のイメージの変化を時系列的に追うことが出来る。
帝国磁器工場のお土産用の品はロシア土産としてとても素晴らしいだろう。
チケットはあらかじめネットで購入した方がよい。そうでなければ、美術館入り口の長い行列につく覚悟をすること。
2020年1月中旬まで
サンクトペテルブルクの主要なクリスマス&ニューイヤー・マーケットがネフスキー大通りからほど近い場所にオープンした。装飾とデザインは地元の若手アーティストが手掛けている。子ども向けの遊園地、クリスマスのお菓子、飲み物、食べ物も用意されている。
2019年12月28日–29日
サンクトペテルブルクの新しい現代的空間が、旧マリーナポートの場所につくられた。ここには、ヴィンテージドレス、陶磁器、インテリアグッズや現代デザイナーの服やコンクリート製花瓶が売られているマーケットがある。「ここはいろいろなものを組み合わせたような場所。マッドハウスもあれば、古い男爵夫人の客間もあり、現代芸術のギャラリー、劇場の舞台裏やアートスタジオなどもある」とこの空間の企画者は言う。
あらかじめフェイスブックで登録すること。
2020年1月26日まで
豪華な装飾と現代的なカフェやバーを堪能しながら街中を歩き回ったあとに、100年前の帝都がどのようなものであったを見れば、良い意味でサプライズを与えてくれる。もしかすると想像とは違うかも?
ロシア・ビヨンドのウェブサイトでも数枚の写真は見ることが出来るが、詳細と連絡先についてはロスフォト展示ホールので確認すること。
2020年3月8日まで
ロシアの有名な芸術家の生誕175年を祝って、この博物館は不朽の名作「ヴォルガの船曳き」、「創立100周年記念日1901年5月7日の国家評議会の記念式典」、「トルコのスルタンへ手紙を書くザポロージェ・コサック」や、天才的な肖像画の数々(レーピンがトルストイを何度も書いたかを特に注目)を含む、最高に素晴らしいこの作家の絵画を紹介する回顧展を企画した。
チケットとその他の詳細についてはこちらから。そしてロシア・ビヨンドの記事「ロシアの偉大な画家イリヤ・レーピン‐知っておくべき10枚の名画」もご参考に。
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