今週木曜日、モスクワ大学付属植物園でモスクワで今年最初となる桜の花が開いた。昨年よりも4日早い開花となった。「薬園」の広報部が明らかにした。それによると、「咲いたのはやさしいピンク色の花をつけるオオヤマザクラ。この伝説的な桜の木は亜熱帯温室の近くにあるエドノウワミズザクラのそばで見ることができる」とのこと。
また「薬園」では、2010年に東京都が寄贈したチシマザクラもまもなく開花する。これは実をつけるタイプの桜で、富士山麓から運ばれたもの。また桜の木は、りんごやあんず、アーモンドの木、セイヨウミザクラなどと並んで、極東の庭にも植えられている。そのうちの1本は、2016年にモスクワ大学のサドーヴニチィ学長が自ら植樹した。
一方、サンクトペテルブルク植物園の日本庭園の温室では、すでに2月に桜が開花している。温室内は気温が高く、自然の土に植えられているものよりも早い開花となっている。
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