ロシアでトラブルなく車をレンタルする方法

ウラジーミル・セルゲエフ/Sputnik
 ヨーロッパやアメリカを旅行する際に自動車を借りるのに慣れている人も多いだろう。しかしロシアで車をレンタルすると言うのはそれとはまったく異なるものである。ロシアでスムーズに自動車をレンタルするためのアドバイスをご紹介しよう。

1.カーレンタルオフィス

 1日以上自動車をレンタルするなら、古くからあるレンタルオフィスで借りるのをお勧めする。

 最大のアドバイスは、メジャーなレンタルオフィスにコンタクトを取るということだ。こうした会社はロシアの航空会社と提携していることが多く、ときにツーリストを対象にした割引や特典がある。またこうした会社のサイトは複数の言語で読めるのも大きな利点である。レンタルの条件は会社によって異なるので、デポジットがどのくらい必要なのか、ドライバーの年齢や運転歴に条件があるのか、レンタル料金に走行距離がどのくらい含まれているのかなど、チェックすること。

 レンタカーはオンラインまたはオフィスの窓口で申し込む。事前に予約しても料金が安くなることはないが、車種の選択肢がかなり広くなる。

 たとえば、ヒュンダイのオートマチックのソラリス(エアコン付き)をSixtで借りると、1日で3,700ルーブル(およそ6,440円)となる。一般的にレンタル時間が長いほど、1日あたりの料金は安くなっていく。つまり数日間レンタルすれば、料金は1日あたり3,500ルーブル(およそ6,090円)まで下がる。この車種のデポジットは15,000ルーブル(およそ26,100円)で、クレジットカードに仮チャージされる。料金には保険が含まれ、走行距離に制限はない。一般的にはガソリンは満タン状態で借り、満タン状態で返却するというのが規則となっているが、不足分を払えば、ガソリンが減った状態で返してもよい。

 同タイプの自動車をEuropcarで借りると、料金は1日2,300ルーブル(およそ4,000円)となるが、この料金には走行距離が150キロしか含まれていない。デポジットとしてクレジットカードから12,000ルーブル(およそ20,880円)が仮チャージされる。

 概して、世界的なレンタル会社はロシアでも稼働しており、その規則や条件は他の国々と同じである。チャイルドシートやカーナビなども追加的に借りることができる。ただし重要なことは、いくつかの会社はその車で運転できない地域を定めている場合があるという点である。

 

自動車を借りるのに必要なもの:

 パスポート、運転免許証(ロシアで運転免許証を取得する方法についてはこちらでどうぞ)、デポジットを支払えるだけの残高があるクレジットカード。

 

お役立ちリンク(主なレンタカー会社):

 

2.カーシェアリング

 カーシェアリングはロシアでは最近始まったもので、大都市では非常に人気がある。モスクワだけでも10以上のカーシェア会社があり、4,500台以上の車が運用されている。ファミリーセダン、エコフレンドリーな電気自動車もある。丸1日もレンタルする必要がなく、数時間だけ車を使いたいなら、料金は非常にリーズナブル。もう一つ、街の中心部で無料で駐車できるという非常にありがたい特典がある。

 ロシア最大のカーシェアリング会社の一つがDelimobil。2015年に設立、1,900台の自動車を所有し、モスクワ、サンクトペテルブルク、ウファ、ニジニノヴゴロド、エカチェリンブルク、グローズヌィ、サマラ、ノヴォシビルスクでサービスを提供している。23歳以上であること、運転歴が3年以上であることが利用の条件。

 もう一つのカーシェアリング会社BelkaCarはビジネスクラスのカーシェアをモスクワで行なっている。100台のメルセデスベンツCLAを運用し、25歳以上、運転歴5年以上を条件にレンタルしている。

 ロシアでは、これらのサービスにメンバーシップ料金は要らない。パスポートのコピー、運転免許証、銀行口座の情報を提示するだけでよい。ただ不便なのは、どの会社と契約する場合も、オンラインで申し込みをしたとしても、自動車に乗る前に契約書にサインしなければならない点である。

 

必要なもの:

 パスポート、免許証、クレジットカード、スマートフォン

お役立ちリンク(主なカーシェアリング会社):

Delimobil

BelkaCar

Yandex. Carsharing

*ロシアで運転しながら正気を保つ方法についてはこちらでどうぞ 

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