「(原油価格の)下落の深さだけの問題ではない。下落は過去数十年、何度も見てきた。下落の速度も問題である。2015年、原油はほぼ半年たらずで2分の1の安さになってしまった。これは前例のない話である。これほどの輸出価格の急落に速やかに対応できる経済などない」とメドベージェフ首相。
また、ロシア経済にとって、「制裁の外圧」も負の要因になったという。とはいえ、主要な問題として、「危機の状況において悪化したロシア経済の構造的な問題」をあげた。「このような要因の重なりが、例えば1990年代(ソ連崩壊後)に起こっていたら、国にとって致命的であっただろう。ロシアが既存の国境を維持できていたかもわからない」とメドベージェフ首相。
*記事全文(露語)
ロシア・ビヨンドのニュースレター
の配信を申し込む
今週のベストストーリーを直接受信します。