BRICSには国際的な協議で自分たちの立場を擁護するための道徳的権威がある‐ラブロフ外相

ロシアは、BRICS諸国が、紛争の調整などを含む国際問題を解決する際に、自分たちの立場を積極的に擁護することに利益を持っている。ロシアのラヴロフ外相が1日、発表した。

 ラブロフ外相は、BRICSユースサミットの参加者たちと会い、「BRICSには、道徳的権威という、強力な武器がある。国際経済関係における公正さに関してはG20、また国家間あるいは国内の紛争の調整については国連など、適切なレベルにおける実用的な面で、国連憲章の原則にこたえるこのようなアプローチをBRICSが擁護することを求める必要がある。様々な交渉形式のメンバーとして参加するのも悪くはないだろう」と語った。

 またラブロフ外相は、「現代世界で燃え上がる紛争の性格は、BRICSのような機関でさえも、別のプレーヤーたちとの協力なしに、それを効果的に解決できるものではない」と指摘した。

 

 ラブロフ外相は、「あらゆる別の国々、あるいは、複数の国が集まったグループも同じだ。米国も欧州連合(EU)も、北大西洋条約機構(NATO)も、他の何らかのグループも、単独で、真に、集団的に力を合わせなければ、たった一つの世界の紛争も調整することはできない」と語った。 

 BRICSユースサミットは、7月7日に閉幕する。開幕式は、7月4日にロシアのカザニで開かれる。モスクワでは、サミットの作業が始まっている。ロシア外務省では7月2日に、ラブロフ外相との会談が予定されている。サミットの総括として、BRICSユースレベルの枠内における行動計画に調印がなされる見込み。

 BRICSは、ブラジル、 ロシア、インド、中国、南アフリカが加盟する非公式の連合。第7回BRICS首脳会談は、ロシアのウファで7月8〜10日に開催される。


*「Sputnik日本」より転載