BRICS外貨準備基金創設へ

ロシア政府はBRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)諸国の外貨準備基金に、180億ドル(約2兆1600億円)を送金することを承諾した。閣僚は投票のため、法案(条約批准関連)を下院(国家会議)に提出した。

 外貨準備基金の創設に関する条約は、2012年6月にBRICS諸国の中央銀行と財務大臣が作成した。各国の拠出額は、ブラジル、インド、ロシアがそれぞれ180億ドル(約2兆1600億円)、中国が410億ドル(約4兆9200億円)、南アフリカが50億ドル(約6000億円)で総額1000億ドル(約12兆円)。

 5ヶ国のうちの1ヶ国で、国家予算の赤字額が既定の限界を超えた場合に、その国に緊急的な金融支援を行うのが、基金の目的。資金を管理するのは、理事会、常任委員会、そしてBRICSの議長国が機能を果たすコーディネーター。現在の議長国はロシアである。

 基金以外にも、BRICSは別の金融構造すなわち開発銀行を創設することを計画している。この国家間融資組織の資本も1000億ドル(約12兆円)。ただこちらの資金は、将来性のあるプロジェクトへの融資に向けられる。この創設に関する法案はすでに、下院に提出されている。

 

記事全文(露語)