1. パウダーアイシャドーSIGIL Inspired
タミー・タヌカというニックネームを持つロシア人が2012年に考案した、豊富なカラーを取り揃えたラメ入りルースアイシャドーで、日本のソーシャルネットワークでは「ロシアのヤバい粉」と呼ばれている。アイシャドーのカラーにはそれぞれ意味深で魅力的な名前がつけられていて、その名前でも人々を惹きつけている。
このシャドーを開発したタミー・タヌカによれば、このラメシャドーは「あるイメージに対する呪文」だという。たとえば、「戦いの魔法使い」、「エルフのプリンセス」、「忘れな草の海の中」、「深淵の騎士」、「建築家」、「あらいぐまの悪戯心」、などをイメージしたカラーがある。シャドーはウラジーミルでハンドメイドで作られており、動物を使った実験は行っていない。
2.「B.Yu. アレクサンドロフ」社のスィロク
チョココーティングされたカッテージチーズバー、スィロクはロシアでは朝食によく出てくる。とくに子どもたちは大好きだ。しかし「B.Yu. アレクサンドロフ」社のスィロクはどちらかと言うと、高級デザートを思わせる。コーティングにはビターチョコ、ミルクチョコ、ホワイトチョコの3種類があり、中にもジャムなどが入ったもの、入っていないものなど、また低カロリーのものまである(もっともスィロクそのものはダイエット食とは言えないものであるが)。
日本でこのスィロクが人気となったきっかけは、ユーザーokomesuki_3の Twitterで、2日間で7万5,000ものライクを集め、2万件リツイートされた。このツイートがロシア語ユーザーたちの間で大きな反響を呼んだ。このお菓子はロシア人にも日本人にも同じように愛されている。スィロクはKaldi、またはインターネットショップVictoriaで買える。
3. Budi Basaのハンドメイドのぬいぐるみ
雄ネコのバーシク、雌ネコのリリなどのBudi Basaのかわいいぬいぐるみは子どもへのプレゼントとして人気がある。ぬいぐるみは上野マルイ、または東京にあるとことこ雑貨店で買える。またシリーズものの子ネコのBasik Baby、うさぎのM I、スローロリスのロリコロリなども発売されている。
ブランド名は古代ロシア語で、「美しくなる」という意味。
4. 筆記具ブランド Benu
カラフルなデザインの万年筆はモスクワの工房で手作りされている。ロシアではあまり知られていない筆記具だが、アジアの市場で高い需要を誇っている。ブランドでは、パッケージにこだわりを持ち、プラスチックを使わないエコ仕様となっている。
万年筆は東京の上野エキュートあるいは大阪のギフショナリー・デルタ堂島アバンザ店、NAGASAWA梅田茶屋町店で販売されている。取り扱い店舗のリストはこちら。