第二次世界大戦時のソ連の女性を描いた漫画が日本で人気に

 終戦75周年を記念して今年1月に出版された漫画「戦争は女の顔をしていない」の第1巻の10万部は1ヶ月で売り切れた。

 この漫画は、作家でジャーナリストで、ノーベル文学賞受賞者であるスヴェトラーナ・アレクシエーヴィチの同名のドキュメンタリー書籍を下敷きにしている。書籍は、1984年に出版されたもので、アレクシエーヴィチは独ソ戦を体験した500人以上の女性の物語を集めた。日本では2008年に出版されている。

 KADOKAWAから出版されたこの漫画の編集者である荻野謙太郎氏は、毎日新聞に寄せたコメントの中で、「漫画ではオリジナルの書籍と歴史的事実に忠実であるよう大きな注意を払った」と述べ、軍の制服や軍備、その他のディーテールも最大限に真実らしく描いたとしている。 

 漫画に対する日本の読者らの反応について、荻野氏は「読者に異様なほどの『本気』が伝わった、としか言いようがないですね。内容がハードなことに加え、つくりも歯ごたえがあり、消化に時間がかかるからでしょう。読み手は今、歴史に対して情報をアップデートしたいと考え、口当たりのいいものより、歯ごたえのあるものを求めているのかもしれません」と述べている

 第2巻は今年中に出版されることになっているほか、英語とロシア語への翻訳の準備も進められている。

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