手軽にロシア風パーティを開く10の方法

 ロシアをテーマにしたパーティを開くにはピクルスの缶詰があれば十分だったり、あるいは絨毯を壁にかけ、みんなでスリッパを履くだけで、かなりロシアっぽい宴になったりする。忘れられないロシア風パーティを簡単に開きたいなら、ぜひ次のアドバイスを参考に。

難易度:やさしめ

1.テーブルにキュウリのピクルスを置く

 13世紀あたりからロシアの食卓に堂々と置かれてきた前菜であるキュウリのピクルスはウォトカにぴったりなチェイサーでもあり、サラダやサンドイッチにも使われる。もちろん自分で漬けた方がよいが、緊急に備えて、缶詰も用意しておこう。しかし、コルニションではなく、キュウリであること。

2.すべてを絨毯で覆う

 絨毯といっても、IKEAで売られている北欧神話の名前のついたいつものラグではない。用意すべきなのはロシアの絨毯でなければならない(ヒント:東洋の模様が入ったものが普通だ)。その絨毯をロシア人のように床に敷きつめ、壁にも掛ける。絨毯はあなたの部屋を1960年代のクールなサイケデリックな雰囲気にしてくれると同時に、その空間を暖めてくれる。しかもゲストたちにその上で寝てもらうことができる(ロシア的な祝い方については10を参照)。

3.クラシカルなロシアのコメディをかける

 最高のチョイスは、「幸運の紳士たち」、「運命の皮肉」、(いずれも冬や新年をテーマにした作品)あるいはタイムスリップとイワン雷帝をテーマにしたコメディ「イワン・ワシリエヴィチは職業を変える」。それらの映画を字幕つきで流すか、あるいは音声をオフにして、好きな音楽をかけるのもよい。これらの映画はときに非常にシュールで、ゲストは内容がよく分からないかもしれないが、それがポイントなのである。

難易度:普通

4.オリヴィエ・サラダを作る

 「サラダの中で眠る」という表現を聞いたことはないだろうか。これは酩酊状態を表すロシアの表現である。この表現の中にあるサラダとは、オリヴィエ・サラダ、外国でロシアン・サラダと呼ばれるものである。このサラダはソ連時代を通して、冬の休暇、そして新年のパーティを連想させるものであった。簡単に作れて、おいしくて、栄養満点で、常に少ししか残らない一品である。その他のロシアのパーティ用サラダはこちらから。

5.靴をスリッパに履き替えるようゲストにお願いする 

 靴を脱いでスリッパに履き替えるのは非常にアジア的な習慣のひとつだが、これは、ロシア人のお宅を訪問するときに気をつけなければならない様々なルールや習慣とともに厳しく守っていることでもある。そこにはメリットがある。パーティのあとの掃除がより簡単になるし、スリッパで過ごすパーティは気持ちをリラックスさせてくれる。

6.料理はすべて自分で作る

 ソ連時代、他に方法はなかった。人々は珍味を探し、それを調達し、パーティの前においしい料理を作り、サーブする複雑な方法を考え出したものだ。そしてゲストのためのおもてなしの心を見せる最良の方法は、すべての料理を自分で作るというものであった。テイクアウトや冷凍食品、半加工品は一切使わない。ときに、パーティのための料理作りには2~3日かかったり、何度もキッチンに立たなければならないときもあった。しかし新鮮な手作り料理を出すためにはそこまでする価値があり、そうすることで、ゲストたちにとって忘れられないパーティを準備することになるのである。

難易度:難しめ

7.テーブルの料理は少なくとも3コースにする

 100%ロシア風で、前の章からレベルアップするには、少なくとも3つのコースの料理を用意しなくてはならない。例えば、まずゲストが到着したら、サラダと肉とチーズの盛り合わせ、冷菜、スパークリングワインを出す。次に、グリルミート、ビーフシチュー、フライドチキンや焼魚などの温かい料理と強いお酒を出す。3番目はデザートだ。有名なロシアのケーキともちろんお茶(コーヒーでなく)を出す。そして締めに近づいたと思ったら、もう一度考えて。お茶はゲストたちの酔いを覚ますかもしれないので、その後は本格的に飲む準備をする必要がある。

8.一晩に友達の家を3軒はしごする

 酔っぱらったロシア人は愛情を分かち合うもので、夜中の1時はいいノリを広めるのに最適な時間だ。ロシア人にとって、休みの日の夜に友達に電話するのは普通のことで、お互いにノリがあえば家を訪ねたり、近くのどこかで待ち合わせたりする。そしてそれがとても楽しい夜になったりすれば、翌朝の二日酔いを覚悟しなくてはならない

9.ギリギリになってからものごとを実行する

 ロシア人は、最後の最後にまとめてすべてのことをすることが多い。ひとりで料理を用意し、プレゼントを買い、同時に部屋の掃除をする。しかも電話で友達や親せきと立て続けに話をしながら。これが典型的なロシア女性の大晦日の夜である。すごいのは、夜10時までには料理はできていて、部屋はピカピカに掃除されている。もっとも、8時にやってきたゲストは掃除や料理の手伝いをしてくれるが、これもロシア人の休日の結びつきというもの。

難易度:超難しめ

10.朝から飲み始める

 休日、しかも本当の休日である。子供をスポーツクラブに連れていく必要もなければ、妻をショッピングモールまで車に乗せていく必要もない。朝から2-3杯飲めば、1日を棒に振ることになるかもしれない。しかしそのことに実際にそのことに気づくのは午後2時で、今はそんなことは気にもならない。朝、妻が子どもを外に連れ出して、叔母のところからごみバケツを持ってきてと頼まれたことは覚えている。いや、それは昨日のことだったか。ゲストはもう帰ったのだろうか。もういないようだが。とにかく夜になるまでは、このいい気分と楽しい時間が、6杯(あるいは8杯)のシングルモルトを飲むことによって引き起こされる問題よりも確実に勝ってしまうのである。もし家で試すなら、これは筋金入りの人のためだけのものであることを忘れないで。

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