W杯で使われるFIFAの新たなクリップでクレムリンの塔の赤い星が十字架に

Natalia Seliverstova撮影/Sputnik

 FIFAはサッカーW杯が開催されるロシアの11都市を紹介する新たな動画を公開した。この動画は各試合の前に流されることになっている。しかし45秒の動画におかしなものが映っていると話題になっている。クレムリンのスパスカヤ塔の天辺に、赤い星の代わりに正教の十字架が飾られているのである。

 正教の十字架がクレムリンの塔に付けられたことは一度もない。ロシア帝国時代は双頭の鷲が飾られていた。

 そんなわけでロシア人はこの動画の十字架について良い印象を持っておらず、多くの人が怒りを表している。「クレムリンのスパスカヤ塔の赤い星を取り除きたいほどソ連が怖いのか?」

 一方、これをジョークにする人もいる。これはロシアチームの死を象徴しているのではないかと。

 6月15日から7月15日にかけて開催されるサッカーのW杯ではロシアの11都市で試合が行われる。W杯について知りたいことがあれば、リンクをクリックしてどうぞ。

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