アジア最大級の食展示会でMADE IN MOSCOWのブースが出店

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 3月5日から9日までの4日間、千葉県の幕張で、アジア最大級の食品・飲料専門展示会「FOODEX JAPAN/国際食品・飲料展」が開催されている。ロシアからは「MADE IN MOSCOW」と題し、11の企業が合同スタンドを構え、参加している。

 例えば、ロシアでNO.1のハニースフレ製造会社のIE ENTINA T.G社は、天然素材、味、美しさの3点に拘った、ハニースフレを紹介する。このハニースフレは、日本人のロシア旅行でも既に大人気のお土産の一つだ。また、果実の缶詰の製造業者ARTA社は、ベリーと砂糖のみで作った15種類以上のジャムを紹介。一般のジャムに加えて、糖尿病患者向けのフルクトース・ジャムや、ギフト用のマトリョーシカに入ったジャムなど幅広いニーズにこたえる商品ラインアップで臨んでいる。

 その他にも、チョコレートやグラノーラ、コーヒー等、合計20種類以上の商品が展示されている。それらの多くは近年のロシアをはじめとした世界の食トレンドに併せ、防腐剤や添加物等を使用していない身体に優しい食品や、再生利用可能な包装を使用しているエコな商品を中心としたラインアップとなっている。

 モスクワ市の起業家精神開発部長のアレクセイ・フルシン氏が語ったところによると、2018年のモスクワから日本市場への輸出額は約8億2,000万米ドルにのぼる。その中でも食品産業は今後も輸出を拡大したい重要分野として位置づけられている。

 FOODEX JAPANは、食品業界関係者を対象として、出展者・来場者双方のビジネスの拡大に絶好の場として、毎年注目を集めている。今年で開催44回目を迎え、過去最大規模の80か国、3500社が幕張に集う。4日間の予定来場者数は85,000人を見込んでいる。

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