第3回エネルギー・イニシアティブ協議会開催

2017年4月22日 ナタリア・ススリナ
 4月21日、東京で、「日露エネルギー・イニシアティブ協議会」第3回会合が、アレクサンドル・ノヴァク・エネルギー大臣と世耕経済産業大臣兼ロシア経済分野協力担当大臣との間で開催された。
Alexander Novak
ノヴァク・エネルギー相  =エブゲニー・ビヤトフ/ロシア通信撮影

 ノヴァク・エネルギー相は、日本側との接触が「より定期的かつ充実」したものになったと指摘した。

 「2016年は、露日関係にとって極めて重要な年であり、その発展の主なベクトルに、事実上の変化が生じた」。ノヴァク・エネルギー相はこう述べた。

 エネルギーは従来通り、露日間の協力における主要な分野の一つだ。プーチン大統領が昨年12月に訪日した際に、80件の文書が調印されたが、うち23件はエネルギー関連だった。世耕経産相によれば、「エネルギーは日露経済関係の軸」である。

 「両首脳のイニシアティブにより生まれたモメンタム(勢い)をこれからも引き続き高いレベルに保ち、スピーディーに協力を進めていくことが重要だ」と世耕経産相は付け加えた。

 「露日エネルギー・イニシアティブ協議会」は初めて日本で行われ、露日双方は、炭化水素、省エネルギー・再生可能エネルギー、原子力の3分野のワーキンググループについて、その活動の成果に関して話し合った。 

 また、ノヴァク・エネルギー相によれば、露日双方は、エネルギー分野における個々の具体的プロジェクトの実現について、2017年度の作業日程を準備した。

電力ブリッジ「ロシア-日本」について

 さらに会談後、ノヴァク・エネルギー相は、電力ブリッジ「ロシア-日本」(ロシアから海底ケーブル経由で日本に電力を輸出)建設案に関する質問に、こう答えた。今のところ、このプロジェクトに関する決定はなされておらず、露日両国のエネルギー関連企業が「このプロジェクトの適否を調査している段階だ」。

 「この問題は両国の企業により詳細に検討されている。これは、大容量の海底ケーブルをロシアから日本へ敷設する案件だが、サハリンから敷設するとか、ウラジオストクからにするとか、様々な案が検討されている」。ノヴァク・エネルギー相はこう語った。

  「露日エネルギー・イニシアティブ協議会」は、プーチン大統領と安倍首相の指示で立ち上げられ、第1回会合は昨年11月にモスクワで開催されている。

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