シャラポワと広告契約

Getty Images撮影
 アメリカの「フォーブス」誌は「過去10年間で最も稼いだスポーツ選手上位20位」を発表。ロシアのテニス選手マリア・シャラポワは18位にランクインした。1位はアメリカのプロ・ゴルファー、タイガー・ウッズ。

 シャラポワの過去10年間の収入は2億5000万ドル(約300億円)。この累計長者番付にランクインした唯一の女子アスリートである。シャラポワの後に続くのは、イギリスのF1レーサーのルイス・ハミルトン、アメリカの「デンバー・ブロンコス」のフットボール選手ペイトン・マニングといった有名なスポーツ選手。

 シャラポワの収入の大部分を占めるのは広告契約。フォーブスによると、試合で得ている収入は推計で年間670万ドル(約8億400万円)。スポンサーは残りの2300万ドル(約27億6000万円)を補っている。

 

ナイキとの契約で新記録

 シャラポワが自身最初の広告契約を結んだのは1998年、11歳の時。この時までにすでに成功しており、アメリカのスポーツ用品メーカー「ナイキ」が技術的なスポンサーになった。以来、ナイキはずっとスポンサーになり続けている。2010年、ナイキとシャラポワは、女子テニス選手にとって記録的な金額となる、7000万ドル(約84億円)の8年契約を結んだ。

 

ウィンブルドンの効果

 2004年、17歳のシャラポワは、ウィンブルドンでセンセーショナルな優勝をとげた。この大活躍は超リッチな世界へと扉を開いた。わずか1ヶ月後にはアメリカの旧電子・通信機器メーカー「モトローラ」と契約。非公式なデータによる推定契約額は年間100万ドル(約1億2000万円)。モトローラ側の事情もあり、シャラポワは2008年、スポンサーを携帯電話機器メーカー「ソニー・エリクソン」に変えた。2012年、携帯電話機器メーカー「サムスン」のキャンペーンガールになった。

 

ハイエンド・ブランドとの共演

 シャラポワはテニスコートのスター、そしてセレブ界の一員になった。新たなステータスを得ながら、高級ブランドの幹部の目にもとまるようになり、スイスの時計メーカー「タグホイヤー」と、アメリカの宝石メーカー「ティファニー」の広告塔になった。ティファニーのデザイナーは特別なシャラポワ・コレクションも制作。契約条件によれば、すべての重要な試合でシャラポワはティファニーを見につけなければならない。

 大手自動車メーカーも例外とはならなかった。シャラポワは2006年にランドローバーと契約。2013年にポルシェと契約した。2012年にシュトゥットガルトのポルシェ・テニス・グランプリで優勝し、祝賀パーティーに出席した後、ポルシェから提携を提案された。

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