ノリリスクとムルマンスクに一日中太陽が沈まない白夜がやって来た

ここ極北ロシアでは、1年が極夜と白夜に分けられている。 白夜は太陽が地平線下に沈むことなく、何日にもわたり空をずっと旋回する現象のことだ (5月末~7月末)。

ムルマンスクの白夜

 極地地域の白夜(Polar Day)は、北極圏で見られる現象で、1日24時間、太陽が輝いている。つまり、夜間は日中と同じくらいの明るさで、太陽は全く沈まない。

 ノリリスクでは太陽が68日間沈まぬ。さらに、極地地域の白夜が始まる1か月前と1か月後には、太陽は地平線下に沈んだ後も完全に暗くならない状態になるこの期間は、日没と日の出の間の数時間の間も薄明るくて、漆黒の夜は来ない。

ムルマンスクの白夜

 極地地域の白夜は、緯度66度33分以北の北極圏の地域で発生する。サレハルドでは約1か月間、ヴォルクタでは46日間、ペヴェクでは3か月間、ロシア最北の村ディクソンでは約100日間続く。

ノリリスクの白夜

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