電子ビザでロシアのどの都市からでも入国が可能に

Legion Media
 2021年1月から、ロシアのどの都市からでも入国が可能がなる。電子ビザの費用は50ドル(およそ5,500円)以下。ロシアで行われる大々的なビザ規定の改正がどのようなものなのか。

何が変わったのか?

 2021年1月1日から、外国人はロシアのどの都市からでもシングルエントリーの電子ビザで入国することができるようになる。2020年6月23日、これに関する法案がロシア議会下院の第一読会を通過した。

 これまで電子ビザは53カ国の市民だけが対象となっており、またカリーニングラード州、極東管区、サンクトペテルブルク、レニングラード州の4つの地域でしか運用されていなかった。

 

ビザの取得方法

 法案の文書によれば、 ビザの申請はロシア外務省のサイト上でできる。ビザは申請後、4日以内に発行され、有効期間は60日、その間にロシアに滞在できる期間は16日以内と規定されている。

ビザの料金

 ロシア外務省のエヴゲニー・イワノフ外務次官によれば、ビザの料金は50ドル(およそ5,500円)で、6歳以下の子どもは無料となっている。

誰が電子ビザでロシアに入国できるのか

 イワノフ次官によれば、電子ビザでのロシア入国が許可される国のリストはまだ承認されていない。しかしリスト作成にあたっては、現在、カリーニングラード州、サンクトペテルブルク、レニングラード州、極東地域への電子ビザの入国が許可されている国のリストを参考にすることになるとのこと。現行のリストはこちらで確認できる。

 リストに含まれる対象国がさらに拡大される可能性はあるが、具体的な国名はまだ明らかになっていない。 

 一方、イワノフ次官は、すでに60カ国を対象に、ロシアのビザなし入国が認められている点を強調し、外務省のサイトに掲載されているビザ要否一覧には、44カ国が、パスポートがあれば、ビザなしでロシアに入国できるとされていると述べた。また多くの国に対しては、外交・公用パスポートを所持している場合は、ビザは必要ないと規定されている。

 またイワノフ次官は、2021年1月1日から、113カ国の市民が、ロシア入国に際し、紙のビザを取得しパスポートに貼り付ける必要がなくなると述べている。

マルチプルエントリーのビザは出るのか? 

 ロシア外務省は2019年末から、6ヶ月以内の滞在であれば、マルチプルエントリーの観光ビザを申請でき、確認書類として、旅行の最初のロシア滞在時のホテルの予約証明を提出するだけでよいとする法案を取りまとめているとイワノフ次官は述べている 。この法案が採択されれば、外国人は3ヶ月間、ロシアに滞在することが可能となる。またビザの期限は1年、または省庁間、閣僚間の同意に基づき、最大5年まで延長される可能性があるとのこと。 

 このほか、外務省は、ロシア市民の家族・親族にあたる外国人は、ロシアに滞在する者が書面による申請を行えば、マルチプルの長期ビザを取得することができるという法案の策定を進めている。これまでこのようなビザを取得するにはロシア内務省を通して、招待状を作成する必要があった。家族・親族を対象にした長期マルチビザの有効期間も最大1年まで延長される可能性があり、このビザでは1年間、いかなる制限もなく滞在が可能となる。

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