電子ビザでカリーニングラードに最長8日間の滞在が可能!

観光・自然
ヴィクトリア・リャビコワ
 日本を含む53カ国の国民が、電子ビザでロシア都市の一つに最長で8日間滞在できることになった。

 そのロシア都市とはカリーニングラード市およびカリーニングラード州。ビザは無料で申請でき、最長で8日間滞在できる。

 電子ビザによるカリーニングラード地域への入国を、ロシア連邦外務省は7月1日に許可した。同省のウェブサイトが伝えた

申請はロシアの外務省領事局のウェブサイトで

 ビザを申請するには、ロシアの外務省領事局のウェブサイトで申請書を記入し、写真を添付する必要がある。申請書は、入国予定日の20日~4日前までに記入しなければならない。ビザは、休日や週末に関係なく、4日間で発行される。

 ビザは、30日間の期間で発行されるが、当該地域に滞在できるのは8日間以内だ。ビザ取得の目的は、観光、ビジネス、民間交流。

 なお、このビザは、ロシア連邦の他の地域を訪問することを許可していない。訪問できるのはカリーニングラード市およびカリーニングラード州のみ。この地域は飛び地で、他の国々に囲まれたロシア領となっている。

 7月4日の時点で、カリーニングラード訪問のための電子ビザは、2000件以上申請されている。地域局の国際・地域関係担当のアーラ・イワノワ氏が伝えた。

 電子ビザは、ウラジオストクへの入国でも、同じ条件で発行されている。入国地点は、ウラジオストク港と同市のクネヴィチ空港。2018年9月1日以降、このシステムは、極東連邦管区全体の空港に拡張された。

*電子ビザを申請できる国のリスト: