そのロシア都市とはカリーニングラード市およびカリーニングラード州。ビザは無料で申請でき、最長で8日間滞在できる。
電子ビザによるカリーニングラード地域への入国を、ロシア連邦外務省は7月1日に許可した。同省のウェブサイトが伝えた。
申請はロシアの外務省領事局のウェブサイトで
ビザを申請するには、ロシアの外務省領事局のウェブサイトで申請書を記入し、写真を添付する必要がある。申請書は、入国予定日の20日~4日前までに記入しなければならない。ビザは、休日や週末に関係なく、4日間で発行される。
ビザは、30日間の期間で発行されるが、当該地域に滞在できるのは8日間以内だ。ビザ取得の目的は、観光、ビジネス、民間交流。
なお、このビザは、ロシア連邦の他の地域を訪問することを許可していない。訪問できるのはカリーニングラード市およびカリーニングラード州のみ。この地域は飛び地で、他の国々に囲まれたロシア領となっている。
7月4日の時点で、カリーニングラード訪問のための電子ビザは、2000件以上申請されている。地域局の国際・地域関係担当のアーラ・イワノワ氏が伝えた。
電子ビザは、ウラジオストクへの入国でも、同じ条件で発行されている。入国地点は、ウラジオストク港と同市のクネヴィチ空港。2018年9月1日以降、このシステムは、極東連邦管区全体の空港に拡張された。
*電子ビザを申請できる国のリスト:
- オーストリア
- アンドラ
- バーレーン
- ベルギー
- ブルガリア
- バチカン
- ハンガリー
- ドイツ
- ギリシャ
- デンマーク
- インド
- インドネシア
- イラン
- アイルランド
- アイスランド
- スペイン
- イタリア
- カタール
- キプロス
- 中国(台湾を含めて)
- 北朝鮮
- クウェート
- ラトビア
- リトアニア
- リヒテンシュタイン
- ルクセンブルク
- マレーシア
- マルタ
- メキシコ
- モナコ
- オランダ
- ノルウェー
- オマーン
- ポーランド
- ポルトガル
- ルーマニア
- サンマリノ
- サウジアラビア
- 北マケドニア
- セルビア
- シンガポール
- スロバキア
- スロベニア
- トルコ
- フィリピン
- フィンランド
- フランス
- クロアチア
- チェコ
- スウェーデン
- エストニア
- 日本