シベリア横断鉄道を利用して1週間の鉄道旅行をしたいという勇気のある人は、旅の最後に驚くべきウラジオストク駅を目にすることができる。1893年に建造されたこの駅は、17世紀の宮殿を模しており、ロシア極東で最も美しい建物の一つであるとされている。
サマーラの鉄道駅は一見するとビジネスセンターのようである。101メートルの高さを誇るヨーロッパで最も高さのある鉄道駅である。列車を待つ間、乗客は噴水のある居心地の良いサンルームでゆっくりしたり、18階にある展望デッキに登り町の景色を楽しむのも良い。
1952年に開業したソチ駅は、南ロシアだけでなく、黒海沿岸地方全体の中でも最大の駅である。堂々とした共産主義建築様式で建設されており、多くのソ連映画のロケ地となっている。
クラスノヤルスク駅前広場に立った旅行者が驚くのは、前足にショベルを握った少し変わったライオン像を頂いた16㍍の高さの円柱である。これはこのシベリアの町の正式な紋章のシンボルになっている。
第二次世界大戦中にこの鉄道駅はほぼ完全に破壊され、新しい駅が1950年代前半に建設された。新しい駅にはロシア内戦と第二次世界大戦の出来事が色彩豊かに描かれている。
2013年にヴォルゴグラード駅はテロリストに襲われた。12月29日という新年を迎える直前に、建物内で犯人が18人もの人々を巻き込んで自爆テロを起こしたのである。
1837年に建設されたこの駅は、サンクトペテルブルクのみならずロシア全土で最古の鉄道駅であった。現在我々が目にすることができるのは1904年につくられたアールヌーボー様式の建物である。
この駅は映画製作者に非常に好まれており、150以上ものソ連やロシア映画がここで撮影された。
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