ロシア留学のQ&A

アレクサンドル・ポリャコフ/ロシア通信撮影

アレクサンドル・ポリャコフ/ロシア通信撮影

報告「ロシアの大学の外国人留学生」(社会学研究センター、ロシア連邦教育・科学省、2014年)によると、毎年平均740人の日本人がロシアの大学に留学している。そのうち84.5%が短期留学生(1年間以下)。 ロシア語以外に日本人留学生に人気のある専門としては、音楽、文化、芸術などがある。新学年が始まったばかりの今、ロシアNOWがロシア留学関連情報を特集する。
  • ロシア留学をしたい人にはどんな選択肢があるの? 

 

 ロシアへ行きたい学生には、交換留学、国費留学、私費留学の選択肢がある。留学形態によって期間は、1ヶ月から1年以上まで選べるようになっている。

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  • ロシア留学の日本にある窓口とは?

 

 ロシア留学を決心した学生にとってもっとも手早いやり方は、在籍大学の留学担当に連絡すること。ロシア語を専門として教える大学の多くはロシアの大学と協定を結んでいる。交換留学やロシア教育省が実施する招待留学プログラムを斡旋できる大学が多い。

 所属する大学に提携先がないときや大学生でない場合は、日露友好運動を担当するユーラシア協会に連絡するのも手の一つ。国費留学と私費留学を目指す方には相応しい 。

 また、私費留学斡旋会社もたくさん存在する。ロシア留学を扱っている会社にはEurasJICなどがある 。

 

  • 主な留学先は?

 

 多くの日本人留学生が学んでいるロシアの大学を挙げると以下のものが有名。

プーシキン記念ロシア語大学:交換留学、国費留学、私費留学。

 2014年9月―4月1日現在の日本人留学生の数は119人で、夏休みプランなど最短期間1ヶ月から合計17の留学プランを提供している。*詳しくはこちら(ロシア語のみ) 

 当大学は2014年12月からロシア語検定試験(TORFL)の勉強できるオンラインサービスを発足させている。7月までに日本語インターフェースを追加する予定。現在は、6つのレベルの内もっとも簡単なA1とA2のレベルの資料は無料でアクセスできる。徐々に上のレベルのコースも掲載するという。 

 提携先の大学は東京ロシア語学院、創価大学、京都産業大学、くらしき作陽大学など。 

 モスクワ大学所属ロシア語・ロシア文化研究所(元国際教育センター):主に私費留学。

 2014年9月―4月1日現在まで104人の日本人留学生を受け入れている。 

 夏のプランを初め、大学が提供するプログラムについて、こちらのリンクを参照。

 大学の主な日本での提携先は神戸外国語大学、東京外国語大学、大阪大学など。 

 その他にも日本に近い極東地域、またはサンクトペテルブルグの大学などが留学生受け入れを行っている。

 

  • 私費留学の場合、お金はどのくらい要るのか?

 

 そもそも欧米に比べて安いロシアの留学は現在のルーブル安によってさらにお手ごろになっている。おおよその1ヶ月プランの経費はこうなる。

     授業料寮費
    プーシキン記念ロシア語大学2万3500ルーブル(48970円)追加で4500ルーブル(9380円)
    モスクワ大学680ドル(81550,36円)300ドル(35980円)まで
    ウラジオストクの大学の相場1万6000ルーブル(33340円)1万1000ルーブル(22920円)
    アメリカの語学学校の相場10万円以上5万円以上

     

     食費、娯楽費、交通費を合わせた経費の目安は、モスクワは1万5000ルーブル(31260円), それ以外の地域は1万ルーブル(20840円)。

    *経費は目安で、精確かつ最新の情報は留学先に直接に問い合わせること。

     

    • 準備はいつから始めればいい?

     

     私費と交換留学はケースバイケースなので、ここでは、ユーラシア協会が斡旋するロシア教育省国費プログラムのタイムスケジュールを紹介する。

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