子どもたちが描いたロシア革命

 研究者で教師だったワシリー・ヴォロノフ氏は1919年、これらの作品150点以上からなるコレクションをモスクワ歴史博物館に寄贈した。// 「学生と士官学校生徒たちの葬儀」モスクワ 1917年11月

 研究者で教師だったワシリー・ヴォロノフ氏は1919年、これらの作品150点以上からなるコレクションをモスクワ歴史博物館に寄贈した。// 「学生と士官学校生徒たちの葬儀」モスクワ 1917年11月

A.マルィシコフ/モスクワ歴史博物館
 「演劇広場での戦闘」、「包囲された住宅」、「クレムリン砲撃」——これは1917年の2月から11月にかけてモスクワで起こったロシア革命と革命後の動向を実際に目にした子どもたちが描いた絵のタイトルである。
 今日、革命から100年を記念して、このコレクションの一部を紹介する展覧会「子どもたちが描いたロシア大革命」が開幕した。展覧会は6月19日まで。//「1917年10月28日から11月5日にかけてのモスクワ前線」モスクワ 1917年11月
 キュレーターのエヴゲニー・ルキヤノフさんはロシアNOWからの取材に対し、「当時は男子と女子は別々に学んでいました。//「劇場広場での戦闘」モスクワ 1917年10〜11月
 そこでヴォロノフ氏が集めた作品コレクションに含められているのは、モスクワのロモノソフ名称ギムナジウムとアレクサンドロフ実科中学校に通う男子生徒のみの作品となっています」と話す。//「電話局と殺された人々」モスクワ 1917年12月
 作品を描いたのは当時8歳から14歳の小さな画家たち。//「包囲される住宅」モスクワ 1917年10〜11月
 しかし作者の名前はほとんど残っていない。彼らは通学の途中に街の通りや広場で目にしたものを描くという課題を与えられ作品を描いた。//「士官学校の生徒に対するボリシェヴィキの銃撃」モスクワ 1917年10〜11月
 ルキヤノフさんは「展示しているのは専門家が選んだサンプルのようなもので、歴史的観点からきわめて正確かつ興味深いものです。コレクションは当時の出来事の様々な側面を見せることができるものです」と指摘する。//「赤衛軍に対する銃撃」モスクワ 1917年10〜11月
 「2月から10月にかけて子どもたちの目線がどのように変わったかに注目すると面白いでしょう。2月革命の受容と歓喜は10月の出来事に対する完全なる拒否反応へと変わっていきます。というのも第一革命は専制君主からの解放と考えられたのですが、10月の軍事革命とボリシェヴィキによる事実上の占領は実際、非常に恐ろしいものだったのです。子どもたちも通りで武装した人や殺された人々を目にし、砲撃の音を耳にしたのです」。//「モスクワにおける内戦」モスクワ 1917年10〜11月
「通りでの銃撃戦」モスクワ 1917年10〜11月
「射撃の痕が残る家」モスクワ 1917年10〜11月
「クレムリンのそばで銃撃を受けた家々」1917年10〜11月
「クレムリン砲撃」モスクワ 1917年10〜11月
「クレムリン砲撃」1917年10〜11月
「ボリシェヴィキによる武器の捜索」モスクワ 1917年11月
「ボリシェヴィキの墓場」モスクワ 1917年11月