第54次長期滞在クルー全員、つまり、ロシアのアレクサンドル・ミシュルキン、アントン・シュカプレロフ、NASAのジョセフ・アカバ、マーク・ヴァンデハイ 、日本の金井宣茂の各宇宙飛行士が、全員宇宙初のバドミントン大会に参加した。
誰もスコアは数えず、勝者はいなかった。勝ったのは、友愛の精神だ。
「最初の団体戦は、地球から遠く離れた場所で行われた。私にとっては、火星に旗を立てるようなものだ」。ISSのアレクサンドル・ミシュルキン第54次長期滞在クルー・コマンダーはこう語った。「なぜバドミントンかって?単に好きだからさ」
コマンダーは、ロシアの宇宙飛行士訓練センター「星の街」でのバドミントン・トーナメントで2度優勝している。彼によると、このスポーツは人々を結びつけ、健康を増進させ、身体を鍛え、おまけにとても楽しいそうだ。