シベリアのユニコーンの五の仮説

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 シベリアには一角獣(ユニコーン)が生息していた。誰もが想像する、童話のあの可愛らしい生き物ではない。毛むくじゃらのサイに似ていた。不思議な動物の知られざるポイントを5つ、ロシアNOWが特集する。

 国内外のマスメディアはすでに数週間、シベリアの一角獣について活発に報道している。絶滅したのは35万年前と考えられていたが、最近、2万9000年前まで地球上に生息していたことが判明した。これはつまり、一角獣とホモサピエンスが遭遇している可能性があるということである。これらを突き止めたのは、ロシアのトムスク国立大学の研究者。研究では放射性炭素分析を実施した。

 一角獣はサラブレッドというより、毛のふさふさしたサイのようだった可能性がある。この不思議な古代の動物には、他にどんな未知の話があるのだろう。

 

シベリアの一角獣の摂食はとても変わっていた

 体はとても大きいのに(体長5~6メートル、体重5トン以上)、主な餌は植物の球根や鱗茎。土を掘って、食べれそうな根っこを取りだしていた。門歯と犬歯はなかったため、固く角質化した唇で掘っていた。なぜ一角獣はホラアナライオンやマンモスよりも長く存在することができたのか。研究者は現在、さまざまに推測している。餌が何らかの影響をおよぼしたのかもしれない。

 

一角獣がいた時代、シベリアは暖かかった

 発見された場所は西シベリア平原の南東部。一角獣は好熱動物と考えられていた。これまでは、この地にいたとは考えられていなかった。ウラルとシベリアの気候は、これまで推測されていたものとは違った可能性がある。研究者の推測によると、一角獣は南の方に周期移動していただけだったのかもしれないという。

 

古代の人類はシベリアの一角獣をじかに見ていた

 洞窟壁画に描かれた動物たちは、古代の人々のただのファンタジーではなかった。一角獣は4~5期の氷河期を生き延びたため、古代の狩猟者が絶滅を引き起こした可能性もある。絶滅の原因はまだ不明だが、氷河期ではなさそうだ。研究者は以前、マンモスの増加によって、一角獣が減少したという仮説を立てていた。

 

角は童話のイメージとはかけ離れている

 シベリアの一角獣の額には、長さ35センチ、高さ15センチほどの小さなドーム型の骨の突起があり、しっかりとしていて、強力な角の基盤になっていた。このドームの内部には嗅覚器官があった。一角獣は鋭い嗅覚を持っていたのだろう。角はインドサイのような鼻の部分ではなく、額の部分にあった。角の推定長さは研究者によって異なるが、1メートルから2メートルほどのようだ。

 

主要な角以外に、もう1本あった

 研究者は19世紀の研究を調べている。動物学のアレクサンドル・ブラント教授は当時、一角獣の鼻骨の先端に小さなザラザラの部分があることに注目し、2本目の角の存在を推測していた。これは鼻面の先にあり、低い角板のようだったと考えていた。化石状態では、角は出てこない。人間の髪や爪と同様、角もケラチンでできているためだ。角の存在については、古生物学者は頭蓋骨の構造で判断するだけだ。

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