ロシアのプーチン大統領は、ロシア「コガリムアビア航空」のエアバスA321型旅客機(9268便)の墜落原因が解明されるまでロシアの航空機のエジプトへの飛行を停止すべしとの、国家テロ対策委員会(NAK)の案を承認した。ドミトリー・ペスコフ大統領報道官が記者団に伝えた。
ペスコフ報道官によると、国家テロ対策委員会の会議の結論に基づき、ロシア連邦保安庁のアレクサンドル・ボルトニコフ長官が大統領に対し、上の勧告を報告した。「大統領はこの勧告に同意した」と報道官は述べた。
「大統領は政府に対し、NAKの勧告を実行しロシア国民の帰国を保障するため、然るべきメカニズムを作るよう指示した」。また報道官によると、「大統領はさらに、航路の安全を保障するために、エジプト側との協力体制を整えていくよう指示した」
これに先立って、同6日、ボルトニコフ長官はNAKの、航路の安全の追加的措置を話し合う会議に出席し、その席で、9268便の墜落原因が明らかになるまでロシアの航空機のエジプトへの飛行を停止すべしとの提案を行った。
「これは何よりも旅行者の渡航に当てはまる」と長官は指摘した。
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