ロシア通信撮影
ロシア通信が、日本に複数の報道に基づいて伝えたところによると、日本の防衛省は今日22日、福岡県沖ノ島付近の日本の領空を、ロシア軍のTu-95爆撃機2機が侵犯したと発表した。侵犯は時間にして100秒ほどだったが、航空自衛隊のF2戦闘機が緊急発進(スクランブル)したという。この事件の原因は今のところ明らかにされていない。
読売新聞の報道によれば、今年の2月13日にも、北海道利尻島沖でロシアの戦闘機が領空侵犯している。
さらに、昨年2月には、A-50警戒管制機、Tu-95爆撃機、Su-27戦闘爆撃機が、北海道や本州北東部など3方向から日本の領空に接近し、航空自衛隊は、戦闘機などを緊急発進させている。このときは、領空侵犯はなされなかった。
また2011年には、Tu-95爆撃機2機が、公海上を日本領空に接近し、空中給油を行ったうえ、ロシア領空に飛び去ったという事件もあった。航空自衛隊は戦闘機10機を緊急発進させている。このとき日本政府は初めて、類似の飛行を行わないようロシア側に申し入れた。
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