小野寺防衛相がミストラル導入に懸念

ミストラル級強襲揚陸艦=アレクセイ・ダーニチェフ撮影/ロシア通信

ミストラル級強襲揚陸艦=アレクセイ・ダーニチェフ撮影/ロシア通信

ロシアがフランスからミストラル級強襲揚陸艦を2隻輸入することは、極東の様々な国の脅威になるとして、日本の小野寺五典防衛相がシンガポールで懸念を表明した。

 「この決定は極東の勢力均衡を崩す」 

 小野寺防衛相はフランスのジャン・イヴ・ルドリアン国防相とシンガポールで会談し、「この決定は極東の勢力均衡を崩す」と述べた。環太平洋地域の国防・安全保障担当の閣僚が対話を行う「アジア安全保障会議(シャングリラ対話)」で、この会談の場が設けられた。

 ミストラル級強襲揚陸艦2隻の建造契約は、ロシアとフランスが2011年6月に締結した。最初の2隻はフランスでつくられ、その後ロシアがライセンスを 取得して新たに2隻独自につくる予定だ。契約金額は12億ユーロ(約1560億円)。揚陸艦の名称は「ウラジオストク」と「セヴァストーポリ」になる。また 超音速巡航ミサイルを含む、最新式攻撃・防衛兵器システムも搭載される。

 ロシア連邦軍参謀本部は以前、少なくとも1隻が太平洋艦隊に渡されると伝えていた。

 

 *元記事(露文)