「当社には、福島第1原発事故後の安全要件を考慮に入れたものを含む、比類なき開発と独自の技術ソリューションがあり、世界市場で提案する用意ができている。このために、RASUは自動技術プロセス制御システム分野の開発者である国際的な大手企業と積極的に活動している」と、RASUのアンドレイ・ブトコ最高経営責任者は話した。
「2011年の福島第1原発事故の後、日本の原子力分野は困難な状況にあるが、自社製品を完成させる力となっている。特に、既存の原発に設置されているシステムのメンテナンスに注力している。当社のパートナーたちに、信頼性の高い、確実な仕事をしてもらえるようにするのが、当社の最優先課題。これはロシア企業と協力するプロジェクトがうまくいくことへの自信になる」と、三菱電機原子力・医療システム事業部の古田克哉部長は話した。両社の協力の主な方向性は、すでに開発されているシステムに最新の安全規定を考慮に入れた刷新を行うこと、他国の市場での活動の問題を技術面および事業面で相談すること。
試験プロジェクトが成功した場合、ロスアトムのロシアの工場で三菱電機のモジュールや部品の現地生産化に移行する可能性がある。
ロシア・ビヨンドのニュースレター
の配信を申し込む
今週のベストストーリーを直接受信します。