パルミラ遺跡の地雷除去完了

コンスタンチン・レイファー撮影/タス通信
 ロシア連邦軍工兵部隊のユーリ・スタヴィツキー隊長は21日、シリア中部パルミラ市の世界遺産部分での地雷の除去作業が完了したことを伝えた。ユネスコに登録されている世界遺産は、ロシアおよび外国の工兵によって地雷から完全に解放された。

  「地雷、爆弾、その他の爆発装置を無害化させる、非常に大規模な作業が、市の歴史的部分で実施された。だがエンジニアリング建造物、市の住宅街の地雷除去作業はまだたくさん残っている」とのウラジーミル・プーチン大統領の言葉を「タス通信」が伝えている。

 工兵部隊は現在、住宅街および空港で爆発物の撤去作業を行っている。

 ロシアの工兵部隊はパルミラで、地雷除去ロボット「ウラン6」、近接信管抑制機装備の装甲兵員輸送車、ラジコン爆発装置など、自国の最新開発技術品を用いている。

 シリア政府軍は先月末、ロシア軍の支援を受けて、パルミラをイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」から奪還した。プーチン大統領は翌日、ロシア連邦軍の工兵部隊に対し、パルミラの地雷除去で国際的な専門家を支援するよう命じた