シリア問題
シリア紛争は、2011年3月から続いている。シリア政府軍と対立し戦っているのは、ロシアで禁止されているイスラム国(IS)を含むテロリスト集団、それから、いわゆる「穏健な」野党の戦闘部隊で、これは西側諸国が支持している。
昨年9月30日、ロシアは、シリアのアサド大統領の要請にしたがい、同国領内での空爆作戦を開始した。数ヶ月間で、ロシアの爆撃機は、数千回の空爆を、テロリストの展開している場所に対して行い、シリア政府軍の進撃を掩護した。
今年2月11日、ドイツ・ミュンヘンで、シリア問題の解決をめざす「国際シリア支援グループ(ISSG)」の会合が行われ、アメリカ、ロシア、その他のISSGの関係国は、停戦について合意できた。ただし、停戦合意は、イスラム国およびアル=ヌスラ戦線には適用されない。
シリアの政治、軍事情勢、およびロシアがシリア危機の正常化に果たしている役割については、ロシアNOW掲載の記事でどうぞ。