安保理、シリア平和正常化計画を承認

 国連安保理はシリア平和正常化計画を承認した。反体制派と政府の交渉を定めたもの。交渉は国連の庇護のもと、1月に始まる。

 シリア新憲法案に関する作業開始から18か月以内に国際的な管理のもとで選挙が行われる。ただ、その正確な日付や、バシャル・アサド氏が投票されるかどうかは明らかにされていない。

 今回の決議は、シリア政治プロセスでロシアと米国が合意できた最初のケースである、とThe New York Timesは指摘する。安保理における審議の前に米国の国務長官がロシアのラヴロフ外相と会談した。ラヴロフ外相・ケリー国務長官は英、中、仏の代表らとも協議を行った。

*「Sputnik日本」より転載

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