ロシアまつり「マースレニッツア祭」で春招く

函館市にある日本唯一の日本唯一のロシアの大学の分校、専修学校ロシア極東大函館校で11日、「はこだてロシアまつり」が開催されたと朝日新聞が報じた。

 厳しい冬を追い出すためのロシアの伝統行事「マースレニッツア」で劇が披露された。冬の女神「モレーナ」に見立てた約2メートルのわら人形を設置し、女神の手下に扮した学生たちが「函館を永久凍土にしてやる」などと声を上げると、春を象徴する男神「ヤリロ」が手下を追い払い、劇の最後にはモレーナを燃やして春の到来を祝った。

 会場には、ロシア語を学んだり、ロシアの民族衣装を試着したりできるコーナーが設けられた。マースレニッツアに欠かせない料理で、太陽に見立てたロシア風クレープ「ブリヌィ」やロシア定番料理のボルシチ、ピロシキなども振る舞われ、300人の来場者がロシア文化を堪能した。

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