ラブロフ・ケリー会談 シリアに関する国際会議開催で合意

ロシアのラヴロフ外相と米国のケリー国務長官は7日、モスクワで会談し、シリア問題を平和的に解決するための国際会議を開くことで合意した。

 ラヴロフ外相とケリー国務長官は会談後の共同記者会見で、シリアに関する国際会議をできるだけ早急に開く必要があり、シリアのアサド大統領と反体制派に対し、シリア問題を対話路線で解決することを目指したジュネーブ合意を受け入れるよう説得することが不可欠だと伝えた。

  ジュネーブ合意は、アサド政府と反体制派の双方が参加する「暫定政権」への移行が規定されている。一方で、これに関するロシアと米国の解釈は異なっており、米国は、アサド大統領は退陣するべきだと考えているが、ロシアはこの立場を支持してはいない。

 

(「ロシアの声」より転載)

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