素晴らしいロシアの木工彫刻(写真特集)

Kirill Shipitsyn/weacom.ru
 ロシアのイルクーツク州で毎年開かれている国際木彫フェスティヴァル「バイカルのルコモリエ」は、今年は開催10回目を迎えた(新型コロナによる中断で、3年ぶりの開催)

 ロシア内外の40人以上の彫刻家が、国民的英雄をテーマに、アンガルスクの松を使って彫刻作品を生み出した。

 今年は、イラン、韓国、中国、ペルー、アルゼンチンなどの国からも参加者が集まった。

 こちらは、リトアニアの彫刻家ライモンダス・ウズドラヴィス(Raimondas Uždravis)さんの作品「3人の勇士」。

 フェスティヴァルで優勝に輝いたのは、ヴォロネジの彫刻家アレクサンドル・イフチェンコさんとアレクサンドル・アルフョーロフさんの「すべての人がろくでなしというわけではない」と題された作品。ポーランドの作家で教育者で、強制収容所で亡くなったヤヌシュ・コルチャックの人生にインスパイアされて作られたものだという。

 第2位に選ばれたのは、エカテリンブルクのヴィクトル・べリュコフさんとアルチョム・ドゥドロフさんの「無名の英雄である車輪の発明者の記念碑」。

 イルクーツク近郊の「ルコモリエ」木彫公園で開催されているこのフェスティヴァルでは、10回の開催で合わせて250点以上の作品が制作された。

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