サハ共和国で作られた「マンダロリアン」 のガンシップの模型(写真、動画)

Just Create from Yakutia; Jon Favreau/Lucasfilm, 2019
 ヤクーツク出身の28歳のコスプレーヤーが、自分の車を売り、大好きなドラマに登場するガンシップを作った。

 コスプレーヤーでブロガーのアイアル・フョードロフさんは友人たちとともに、ヤクーツク(モスクワから4,800キロ)の「ウルデル」公園で、ドラマ「マンダロリアン」に出てくる「ガンシップ」の模型を作り上げた。

 船は全長14メートル、幅10メートル、高さ4メートル、重量は1トン以上だという。内部には操縦室が作られ、エンジンと照明も設置されている。外装には50枚のファイバーボードが使われており、構造部分は材木と鉄でできているとのこと。

 アイアルさんは、幼い頃から、絵を描くのが好きで、少し大人になってからはコスプレに熱中するようになった。「アベンジャーズ」のティーザー広告のファンバージョンが、彼の代表作だという。

 「マンダロリアンのシーズン1を見たとき、そのストーリーに引き込まれ、このガンシップをいつか作ろうとすぐに決心しました。 コロナとお金がないのとで、すぐには実現できませんでしたが、昨年11月に自動車を売り、模型図を描き始めました。友人がやってきて、面白そうだと言って、プロジェクトに参加してくれました」とフョードロフさんは言う。

 アイアルさんと仲間たちは格納庫をレンタルし、必要な資材をすべて購入し、2020年12月初旬に「レイザークレスト」の建造をスタートした。

 「最初は外装にはダンボールを使おうと思い、3日間、ゴミ集積場を回って、ダンボール箱を集めたのですが、非常に弱い材質であることが分かったのです。それでファイバーボードを使うことにしました」とフョードロフさん。

 

 アイアルさんによれば、製作中、ヤクーツクではマイナス60℃まで気温が下がり、 ガレージの暖房も効かなくなり、小型温風機をレンタルしなければならなくなったという。

 そこで模型の制作費が足りなくなったため、アイアルさんたちは、電話を質に入れたり、知り合いに借金をしたり、ソーシャルネットワーク上のフォロワーたちに支援を頼んだりした。また地元の企業家らが、支援として、格納庫のレンタル料金を払ってくれたのだそうだ。

 模型の設置について、フョードロフさんは「最初はどこに船を置けばいいのか分かりませんでしたが、地元の公園の方から連絡があり、公園の中に設置してはどうかと言ってくれました。船は30人くらいいれば持ち上がるだろうと思っていましたが、とても無理で、解体して運び、その場で組み立てなければなりませんでした」と話している。 

 フョードロフさんによれば、近々、メンバーたちは、「マンダロリアン」のワンシーンの写真撮影を開始することにしており、現在は衣装の製作に励んでいる。 

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