日本のアニメ「デス・ノート」、ロシアの年齢指定のないサイトで禁止に

荒木哲郎/ MADHOUSE, 2006
 サンクトペテルブルク市裁判所は、子どもへの悪影響を理由に、日本のアニメ「デス・ノート」と「いぬやしき」を禁止するとの決定を下した。

 サンクトペテルブルク市裁判所は、子どもへの悪影響を理由に、日本のアニメ「デス・ノート」と「いぬやしき」を禁止するとの決定を下した。タス通信が伝えた。現時点では年齢指定のないサイトの禁止にとどまっているが、専門家らはロシア消費者権利保護・福祉監督庁がこれを「コンテンツそのものの禁止」と解釈する可能性があると指摘している。

 120日、地方検察庁の専門家であるオレグ・エルリフ氏は、「デス・ノート」は現代の子どもにとって危険である可能性があると指摘し「デス・ノートというタイトルそのものが、自殺に関する問題を抱えている場合、間接的ながらも子どもに十分影響を与え、子どもをその方向に導き、青少年の心理に害を及ぼす可能性がある」と述べた。

 もう1人の専門家で、心理学博士のワシリー・ベロフ氏は、アニメ「いぬやしき」には暴力シーンの描写が含まれており、「破壊的な行為を引き起こし」、「自己保存の本能を失わせる」としている

 ロシアのエカテリンブルクでは、自殺したと見られる少女の遺体が見つかり、持ち物の中に「デス・ノート」が見つかったことから、2013年からこのアニメの禁止が求められていた。また20211月にも、恐らく「デス・ノート」のファンだった少年が飛び降り自殺を図った

 さらに裁判所は「東京喰種トーキョーグール」および「エルフェンリート」の禁止に対する検察庁の求めを認める判断を下している。禁止の根拠について、検察庁は、暴力、殺人などのシーンがあるためだとしている。

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