埼玉で開かれているフィギュアスケートの世界選手権は22日、女子フリーを行い、ショートプログラムで首位につけていたロシアのアリーナ・ザギトワ選手が圧巻の演技を見せ、237.50点をマークして優勝した。カザフスタンのエリザベート・トゥルシンバエワ(ザギトワと同じ、エテリ・トゥトベリゼコーチに師事)が224.76点で2位、ロシアのエフゲニア・メドベージェワが223.80点で3位だった。
優勝を決めたザギトワ選手はインタビューに応えた中で、「コーチ、そして苦しいときにわたしを助けてくれたすべての人に感謝したいと思います。わたしを応援するためにここに足を運んでくれた観客のみなさんにも感謝の気持ちでいっぱいです。わたしにとってこれはとても大切なことです。家族や親戚もわたしを助けてくれました。彼らがいなければ、今回のような結果を出すことはできなかったでしょう。日本の方々はわたしを暖かく迎えてくれるだろうと思っていました。ここの観客のエネルギーは信じられないほど大きく、文字通り、ジャンプの成功を助けてくれました」と述べた。
一方、メドベージェワ選手は「今日はとても苦しい日になりましたが、それでもこのような結果を残すことができました。ただ少し治療をして、次に進みたいと思います。今日はひどい痛みがあり、とてもつらかったです」と打ち明けた。
「第一チャンネル」に出演したフィギュアスケートのアレクセイ・ヤグディン選手は、メドベージェワ選手は世界選手権出場前に太腿に大きな傷を負ったと伝えた。