ロシアで猫を買う方法

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 動物シェルターから猫を引き取ったり、信頼できるブリーダーから血統書付きの猫を買うための有益なアドバイスをお届けします。

 ロシアで可愛い猫を飼ってみたいというあなた。猫好きの一員になってみよう!ロシアではペットを飼うのに税金やライセンス料は必要ない。あなたのお好みの猫を見つけるのはいたって簡単。

信頼できるブリーダーの見つけ方

 ロシアでは展示会に出展されているような血統書付きの猫のお値段はより高い。ブリーダーを見つける最良の方法は猫の展示会に足を運び(こちらはロシア語のスケジュール)、連絡先を尋ねることだ。モスクワでは大規模なイベントが一年中行われており、ブリーダーと出会うチャンスも多い。もう一つの方法はインターネットでブリーダーを見つけ(こちらはロシア語のブリーダーリスト)、直接、連絡を取ることだ。ブリーダーの中には、英語のウェブサイトを運営している人もいる。(たとえばモスクワのサイベリアンブリーダー メインクーンブリーダー、そしてコーニッシュレックスブリーダー)。

 猫を買う前にまず猫の情報とワクチン接種に関するものなど、すべての関連書類をブリーダーから見せてもらうこと。展示会に参加してみたいなら、血統証明書(猫の飼育所または地元の猫センターで)を出してもらうこと。子猫は生後12週以上経っていないと売ってはいけないことになっているが、生まれる前に予約することはできる。もしブリーダーが親猫を見せてくれればその系統を知ることができる。ほとんどのブリーダーは1つの品種に特化しており、その種について精通しているので、猫を連れて帰った後の色々な問題について助言してくれるだろう。それからもちろん、合意書にサインするのを忘れないように。新聞などの広告を通して猫を買うというのはよくあることだが、良い考えとは言えない。信頼できるブリーダーはそのような方法は使わない。

ロシア生まれの猫種5つ

1.ロシアンブルー。英国の船乗りたちが、ロシア北方の港町アルハンゲリスクからこの美しいブルーグレーの猫を連れて来たという言い伝えがある。

2.サイベリアン。このふわふわで大きな猫はロシアでも人気の品種である。シベリアの酷寒から身を守るために長い毛をしている。しょっちゅうブラッシングしてあげよう。

3.ドン・スフィンクス。猫の毛アレルギーがある人にもってこいの品種。外見は恐ろしいが、とてもフレンドリーである。

4.ネフスカヤ・マスカラドナヤ。長毛種のポイントカラーの猫で、青い目をしている。名前はその外見に由来する。まるでマスカレードの仮面をかぶっているように見えるからだ。サイベリアンの一種である。

5.クリリアン・ボブテイル。水を恐れず、水の中の魚を捕ることもできる。しかしもちろん、人間にえさをもらう方が嬉しい。

動物シェルターから猫を引き取る方法

 ロシアの大都市では自治体が運営するシェルターと民間のシェルターがある(モスクワのシェルターリストはこちら)。サイト上でお好みの猫を選ぶか、シェルターにメールをする。数年前にエルミタージュ・キャッツ・シェルター (リンクはロシア語)からサンクトペテルブルグのワレンチナ・パホモワさんは、普通ボランティアスタッフが、家に網戸があるか、また他にペットがいるかを尋ねてくると話す。またボランティアスタッフが生活状況をチェックすることもあり、ときには家の状態を確認するために猫を家に届けてくれることもあると言う。もしすでに他のペットを飼っている場合は、新しいペットを受け入れる手助けをしてくれることもある。「もしボランティアが、あなたがきちんとペットの世話をしていないと判断すれば、猫を連れ帰ってしまうこともある」。

 シェルターのすべてのペットはワクチンを接種し、消毒され、寄生虫を取り除いてある。猫を引き取るときには合意書にサインする。

飼い猫を外国に連れていく方法

 どの国にも動物を外国に連れ出す場合の独自のルールがあるので、旅行をする前にそれをチェックする必要がある。(EUアメリカ のルールはこちら 。ロシアから猫を連れ出すには、飼い主について、ワクチンについての情報が示されている国際ペットパスポートを作る必要がある(ロシアの多くの動物病院で作ることができる)。

 この手続きは旅行の11ヶ月以内に行うこと。また“フォルマ・ノーメル・アジン”と呼ばれるロシアの検査証明書(veterinary certificate)を携帯すること(どこのクリニックでも作ってもらえる)。この検査証明書は、国際証明書と交換する前に、国境で提示する。また猫にはマイクロチップが装着されていること。一人で同時に連れていくことができる猫は2匹まで。航空機や列車での移動に関するルールはそれぞれの航空会社、鉄道会社によって異なる

 ロシア人は世界でも最大の猫好き。そして国が経済的に困難なときでも猫を買い続けるのはなぜか?答えはこちらから。

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