カフェには常時、約20匹が暮らしている。中には血統書つきの猫や、さまざまな理由で飼い主がいなくなってしまった保護センターの猫などがいる。気に入った猫がいたら、パトロンになったり、家に引き取ったりすることも可能。
カフェはモスクワで人気の「アンチカフェ」すなわち飲食代の代わりに場所代(時間制)を払う方式で運営されている。ここでは、尻尾のついたおともだちに囲まれながら、本を読んだり、パソコンを使ったり、ハンモックに横になったり、無料で提供されるコーヒーを飲んだりできる。また、猫の画像がついたおみやげが販売されており、カフェのスタッフはネコの衣装を着ている。
カフェの創設者によると、「猫好きには質の高い休息とふれあいのサービスを、猫には質の高い休息と社会化のサービスを提供すること」がここの使命だという。
世界初の猫カフェは1998年に台北に登場した。2004年には日本にもお目見えした。ロシア初の猫カフェは、2011年にサンクトペテルブルクにオープンした「猫の共和国」。
住所:サドーヴァヤ・サモテチナヤ6番地1号棟(地下鉄ツヴェトノイ・ブリヴァール)
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