「ロシアのレーサーは、国際自動車ドリフト競技大会『Asia Pacific D1 PrimRing GP』で技を磨いている。この大会はすでに4年間『プリムリング』で行われてきた」。ニュースサイト「PrimaMedia」は、企業グループ「スモートリ(相撲取り)」のヴィタリー・ヴェルケエンコ社長の言葉を伝えている。同グループは、観光・娯楽クラスター「プリムリング」のプロジェクトを推進している。
ヴェルケエンコ社長によると、これにより、世界のドリフトのレジェンドたちと競うことができ、それがすでに成果をもたらしている。ロシアのドリフターは世界最強レベルだという。
沿海地方には、40人以上の日本のドリフターたちと、そのチーム、合わせて約300人がやって来る。そして、もちろんファンたちも。
D1 PrimRingGPの大谷敏之総支配人によると、「プリムリング」の組織・運営の水準は年々向上している。とくに、ロシアのファンの応援は印象的で、数万人がイベントを訪れる。そこで主催者は、ファンにもう一つのプレゼントをすることにした。かの有名な「全日本プロドリフト選手権」(通称「D1グランプリ」)の一戦を初めてロシアで行うことにしたのだ。
このほか、大谷氏の意見によれば、ドリフトは、日本人にとって、飛行機でわずか2時間のヨーロッパ風の街、ウラジオストクを見る良い機会だろうという。自由港ウラジオストクへのビザが簡素化されてからは、ロシア旅行は簡単かつより快適になったと、大谷氏は付け加えた。
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