ウラジオストクの金角湾=
ユーリイ・スミチュック/タス通信8月1日よりロシア外務省は、ロシアにウラジオストクから入国するための無料電子ビザの発給を試験的に開始した。もし、あなたが沿海地方の旅をご希望ならば、チャンス到来だ。時あたかも、沿海地方の晩夏は、海は陽光で温まっているし、初秋は、楓の紅葉の“仮面舞踏会”の頃合い。
電子ビザ申請は早くも8月8日から可能になる。
沿海地方への電子ビザ受領の条件は以下の通り。
現時点では、このサイトは、ロシア語と英語のみだが、ロシア連邦極東開発省のパーヴェル・ヴォルコフ次官によれば、将来的には、日本語と中国語も使えるようになるという。
ビザ申請は無料で、受領のための招待状も必要ない。また、ホテルの予約その他、渡航目的を証明するための書類も不要。
サジェスチョン:アンケートを記入する際には、補助言語として、日本語を選択することができる。日本語で書かれたヒントを読むと、あなたが答えなければならない質問の意味が分かる。
電子ビザを受け取るために、アンケートを記入し申請するには、次のものを持っていなくてはならない。
サジェスチョン:アンケート記入が支障なくできるように、ロシア外務省のサイトは、ブラウザでJavaScriptを有効にするようにすすめている。このサイトは、次のブラウザで見ることができる(Mozilla Firefox、Google Chrome、Internet Explorer 〈Windows 10以上〉)。また、PDFを見るために、Adobe Acrobat Readerが必要だ。
トカレフスキイ灯台 =ユーリイ・スミチュック
あなたの最近の写真が必要(過去6か月以内のもの)。明るい背景で正面から撮影したもので、サイズは4×3。
アンケートを記入すると、サイト上で手続きの進み具合をチェックすることができる。申請は4日間のうちに受理、検討される。電子ビザ発給が決まったら、申請の結果を通知するPDFを印刷する。
サジェスチョン:この通知を、ウラジオストクのパスポート・コントロールを通る際に、航空会社など交通機関の職員、および出入国管理局の職員に呈示する。
ウラジオストク国際空港=ユーリイ・スミチュック/タス通信
ビザは発給の時点から30日間有効で、それにより、最長で8日間の滞在が可能だ。その期間、あなたは、沿海地方の中なら自由に移動できる。
サジェスチョン:ロシアに入国するためには、滞在期間をカバーする医療保険が必須。
では、良いご旅行を!
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