日本のアーティストが「ロシアの季節」に登場

 ロシア文化フェスティバル「ロシアの季節」の一環として、日本のアーティストが、ウラジオストクの「マリインスキー沿海地方劇場」(マリインスキー劇場の分館)で、ロシアのバレエを踊り、ロシアの作曲家の作品を演奏する。これは、「第2回国際マリインスキー極東フェスティバル」のプログラムでもある。

 ウラジオストクのマリインスキー沿海地方劇場で、バレエの夢幻劇「眠れる森の美女」3幕を上演。全日本バレエコンクールで3位になった馳 麻弥(谷桃子バレエ団)が参加する。このほか、マリインスキー沿海地方劇場の日本人ソリスト、則竹江里子、アンナ・サモストレロワ、カナート・ナディルベク、ヴォイクトル・ムリギン、カテリーナ・フロリア、オレクシイ・スカリュンなどが加わる。指揮はアントン・トルベエフ。

 

マリインスキー劇場提供マリインスキー劇場提供

 

7月25日

 ロシアの偉大な作曲家、イーゴリ・ストラヴィンスキーの生誕135年を記念して、マリインスキー劇場管弦楽団のコンサートが行われる。日本のピアニスト、松田華音、中国のヴァイオリニスト、Ziyu He(何子毓)がソロを弾く。指揮は、マリインスキー劇場芸術監督を務める世界的な指揮者、ワレリー・ゲルギエフ。

 

8月9日

 ロシアの作曲家ロディオン・シチェドリン(1932~)の85歳の誕生日に合わせて、その新作オペラを演奏会形式で初演する。19世紀ロシアの作家、ニコライ・レスコフの長編「魅せられたる旅人」に基づくもの。そのほか、ベートーヴェンの「ピアノ協奏曲第5番」なども演奏される。ピアノ独奏は、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールの優勝者、辻井伸行。このほか、マリインスキー劇場から、オレーグ・スイチョーフ、エカテリーナ・セルゲーエワ、スタニスラフ・レオンチェフなどが参加。指揮はワレリー・ゲルギエフ。

 

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