スナック菓子として蘇ったソ連時代の人気サラダ(レシピ)

Olga Brovkina
 このサラダに使う食材は徹底的にすりおろす。こうすることでつい食べすぎてしまうくらいに食感がなめらかでおいしくなる。

 「ミモザ」はかつてソ連でとても人気のあるサラダであったが、今では、忘却の彼方に追いやられ、より低コレステロールのものに取って代わられた。その理由は、このサラダに使われるマヨネーズの量にある。

 初期のレシピは何年も前に考案され、ソ連のあらゆるお祝いの席で出される人気料理となった。このサラダは5つの層からなっている―ポテト、卵、人参、魚の層などである―が、どの層にもマヨネーズがたっぷりと使われている。花のミモザが名前の由来となっているこのサラダは、いちばん上の層が卵の黄身を刻んだものとディルの小枝から作られていて、この花のように見える。そして、「ミモザ」という名は、たちまちロシア中に広まった。

 実際、ミモザの花は西側諸国ではあまり知られていないが、ソ連では毎年38日の国際婦人デーに愛する男性から贈られるのが習慣になって以来、女性にとっては特別な花になった。

 時が経ち、健康食志向が高まるにつれて、多くの人が高脂質で高炭水化物な食品を摂取するのを減らし始め、この保守的なサラダは疎まれるようになった。そこで、ここでのわたしの「ミッション」は、ソ連時代から愛されて来たこの料理の輝きを取り戻すことである。

 手始めに「ミモザ」と呼ばれるおやつを作ってみよう。これは前菜なので、おいしく、食欲をそそるものでなくてはならない。ここでは、マヨネーズの量を減らして、代わりにビスケットを加える。生地はパイのようにカリカリしたものにする。中に入れるフィリングには、挽肉、野菜、マッシュルームなどを試してみることができるが、ここでは、魚の缶詰、卵、チーズの「黄金標準」を使う。そして、食べられる「ミモザの花」と生のディルを使ってエレガントに飾ろう。

材料

ケーキの生地(5個分、30x20センチ):

  • 小麦粉 450 g 
  • バター 250 g 
  • サワークリーム 200 g 
  • 卵 
  • 塩 小さじ1/2
  • 砂糖 小さじ1/2
  • ベーキングソーダ 小さじ1/2

 

フィリング:

  • 魚の缶詰(250g) 2缶 
  • ゆで卵 2個 
  • チーズ 150 g 
  • ディル
  • ニンニク 1
  • マヨネーズ

飾り:

  • ゆで卵 3個 
  • マヨネーズ
  • ディル

作り方:

1. すべての材料を計量する。フィリング用、飾り用のゆで卵を茹でておく。

2. 生地から作り始める。深めのボウルに卵を割り入れる。塩、砂糖、ベーキングソーダを入れ、よく混ぜる。

3. 電子レンジでバターを溶かし、ボウルに加える。サワークリーム を加え、しっかり混ぜる。

4. 小麦粉を少しずつ投入し、柔らかくて少し粘り気が出る状態にする。ラップでくるんでプラスティックバッグに入れ、冷蔵庫で数時間冷やす。時間がない場合は、冷凍庫に30分ほど入れてもよい。

5. 時間がきたら、生地を取り出し、5等分する。そのうちの1つを薄くのばし、20x30センチくらいの長方形にする。ベーキングペーパー、またはノンスティッククッキングマットの上でやるとよい。焼く前にフォークで生地に穴を開ける。180℃に予熱したオーブンで8分から10分焼く。端が色づいてきたらすぐに取り出す。残りの4枚も同じように焼く。 

6. フィリングに取り掛かる。魚の缶詰をボウルに開け、大きな骨があれば取り除いておく。フォークでほぐし、魚をジューシーにするため、缶詰の汁を加える。

7. おろしたチーズ、卵、刻んだニンニク、ディル、マヨネーズを加える。そっと混ぜる。

8. 1枚目の生地を良い大きさの台に乗せ、フィリング1/4を均等に広げる。

9. 残りを同じように重ねていき、ラップで包み、上にちょうどよい重さのものを乗せて、圧力をかける。冷蔵庫で少ししっとりさせる。

10. 飾りを作る。卵は卵黄と卵白を分けておろす。ディルは洗って、水気を十分にとっておく。

11. 冷蔵庫からケーキを取り出し、半端な部分や乾燥しすぎた端を切り取る。刷毛を使って、一番上の層にマヨネーズを塗る。

12. 表面に小さくおろした卵白をふりかける。ケーキは適当な大きさにカットし、おろした卵黄とディルで、ミモザのような装飾をする。

13. これで「ミモザ」のケーキスナックの完成。どうぞ召し上がれ!

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