秋の憂鬱を吹き飛ばしてくれる7つの料理

Legion Media
 雨が続き、空が雲に覆われるとき、エナジーチャージをして、気分をアゲるには何を食べたらいいのだろう?

1. リンゴ入りカボチャスープ 

 カボチャのピュレースープは面倒くさがりだけが作るものではないが、そこに香りづけのニンニクと酸味のあるリンゴを加えれば、ありきたりのものではなくなる。

作り方:カボチャは皮を剥いて種を取り除く。実を1キロ分用意し、小さく切る。ジャガイモ2個をきれいに洗い、角切りにする。タマネギ2個とニンニク3片は細切りにする。底が厚い鍋にオリーブオイルを注ぎ、タマネギを炒め、黄金色にする。カボチャ、ニンニクを加えてさらに炒める。ジャガイモとタイムの枝を入れてまた炒め、1.2リットルの熱湯を加え、沸騰させる。15分煮たら、ブレンダーにかけ、塩コショウをする。

 リンゴ2個をきれいに洗い、角切りにする。油を入れたフライパンで2–3分炒め、塩コショウをし、好みでカレー粉を加える。カボチャスープをお皿に注いだら、スプーン1杯分のリンゴを加えて出来上がり。

 

2. ジャガイモとベーコンのオーブン焼き 

 家族との夕食にも、友人とのパーティにもピッタリで手早く作れる料理。簡単に手に入る材料にほんの少しのマジックをかけると、ありふれたジャガイモが面白いファストフードに変身する。

作り方:中くらいの大きさのジャガイモを洗って、皮をむき、水分を拭き取る。ジャガイモがジャバラになるようにいくつかの切り込みを入れる。ベーコンは細い拍子切りにし、ジャガイモの切り込みに入れていく。ジャガイモをアルミホイルに置く。バターを溶かし、イノンドとパセリを加え、塩コショウする。このバターをジャガイモにかけたら、アルミホイルで包むように閉じる。(家で食べる場合はニンニクを加えてもおいしい)。ジャガイモを180℃に予熱したオーブンに入れ、30分焼く。オーブンから取り出したら、おろしたチーズをかけ、オーブンに戻して10分焼く。いくつかのジャガイモを一度に作る場合は、出来上がりの時間が同じくらいになるよう同じくらいの大きさのものを選ぶとよい。ジャガイモが大きいなどの理由で、中まで焼けているか心配だという場合は、オーブンに入れる前に10か15分茹でておくとよい。

3. キノコとジャガイモのワレニキ 

 キノコのない秋など想像もつかない。アンズタケ、ヤマドリタケ、ナラタケ・・・。これらのキノコはジャガイモと一緒に炒めたり、キノコのピローグにしてサワークリームを添えていただいたり、ラグーにするのによい。そしてもう1つオススメしたいのが、ジャガイモのピュレーとキノコを具にしたワレニキ。サワークリームと炒めたタマネギと一緒にいただくと、おいしすぎてやめられなくなること間違いない。

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4. ズッキーニのイクラ 

 ズッキーニは家にたくさんあるかないかのどちらかである。ダーチャを持っている人たちは普通、ズッキーニは、夏じゅう食べられるくらい大量にあり、あるいは瓶詰めにして冬用にとってあるという人もいる。ズッキーニがあるときにオススメなのが、長いこと変わらず愛されてきたベジタリアン風のちょっとした常備食、ズッキーニのイクラ。この一品はソ連のフルシチョフ元書記長と夫人にも愛されていたものだと言われている。

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5. シャルロートカ 

 この甘酸っぱいリンゴのパイはほぼ毎日のように焼かれているものだが、どんなに食べても飽きることがない。シャルロートカはもともとはロシアの皇帝アレクサンドル1世に仕えたフランスのシェフ、マリ・アントワーヌ・カレームがロンドンで考案したもので、当時のレシピでは、ビスケットや生クリームが用いられていた。現在では作り方は大きく変わったが、リンゴのフィリングが入ったビスケット生地のパイは昔と変わることなく、お茶の時間に彩りを添えている。

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6. ヴァレーニエ

 昔から愛されてきたロシアのデザートは簡単に作れて、瓶詰めにしておけば、長期間保存できるヴァレーニエである。ヴァレーニエはあらゆるベリーやフルーツで作ることができる。複雑な味を楽しんでみたいなら、一つのベリーを使うのではなく、酸っぱいものと甘いものを混ぜるのもいいだろう。あるいは実験的に、スイカやセイヨウサンシュユ、松ぼっくりなどを使うちょっと変わったヴァレーニエを作ってみてはいかが?

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7. ベリーのモルス

 寒い季節は熱いベリーの飲み物を楽しむためにある。ベリーのジュースはおいしいだけでなく、体にビタミンを補ってくれる。もっとも色鮮やかなベリー、シーバックソーンやクランベリーがオススメ!

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