ロシアの広告代理店ユーラ(Yula)によると、ロシアで最も売れているスマートウォッチやその他の端末は、中国の電子機器メーカー、小米のMiブランドのものである。2018年の第二四半期にはこの会社のスマートウォッチとフィットネストラッカー製品のロシアでのマーケットシェアは36.5%であった。
アップルは2位、サムスンは14%で第3位である。しかし、ユーラによるとファーウェイが近年勢いをつけており、今年の第一四半期と比較すると、この中国の人気ブランドは「スマートウォッチとフィットネスブレスレット」のカテゴリーで大きく躍進し、マーケットシェアを3.5%から6%に伸ばしている。
アスースのウェアラブル端末も売り上げを38%伸ばしている。ポーラーも同様に17%伸ばした。
ユーラによれば「しかし、アルカテル、ペブル、ジョウボーンはそれぞれ41%、34%、33%販売を落としている。
ロシア人にとって、価格が安いことが最重要ではない。消費者は価格が高い製品も選ぶ。
2018年第二四半期におけるフィットネスブレスレットとスマートウォッチの平均購入価格は4,300ルーブル(およそ7,600円)で3か月前より6%増加している。
スマートウォッチとフィットネストラッカーはモスクワ、サンクトペテルブルク、ノヴォシビルスク(シベリアの首都)で多くが売れている。これらの都市で全体の27%が2018年の第二四半期には売れた。