中国が東シベリアのガス田に1兆円投資か

ロイター通信撮影

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「中国石油天然気股份有限公司」は、ロシアの国営会社「ガスプロム」と「ロスネフチ」が運営している、東シベリアのガス田の権益を取得するため、100億ドル(約1兆円)を投じる可能性がある。「ブルームバーグ」がこれを伝えている。

 中国石油天然気の広報担当者である毛澤鋒氏は、こう言葉を濁した。「中国石油天然気には、ロシアの石油会社と全面的な提携関係を結ぶ用意がある。ロシアの石油とガスの、調査および採掘に投資できることを願っている」。

 

中国の消費をまかなえる量 

 ロシアと中国は、ロシアの680億立法メートルのガスを中国に供給するための交渉を、10年ほど続けている。このガスの量は、アジア最大の経済国である中国の消費を十分まかなえると、ブルームバーグは書いている。

 100億ドルの権益取得が実現すれば、中国石油天然気にとって最大の海外投資になる可能性がある。

 「ロイター通信」によると、ロスネフチは35%の権益を保有する東シベリアのタアス・ユリャフ・プロジェクトへの参入を、「中国石油天然気集団公司 (CNPC)」に提案したという。ロスネフチが残りの65%を、民間投資家やイギリスのアシュモア・グループから取得することを、ロシア連邦独占禁止庁は すでに承認済み。この交渉は初期段階にあるという。