フィギュア団体戦で好調な滑り出し

ボロソジャル&トラニコフ組=AP通信撮影

ボロソジャル&トラニコフ組=AP通信撮影

2014年ソチ冬季五輪の開会式が行われるのは7日20時14分(日本時間8日01時14分)だが、6日にすでにスロープスタイルとモーグルの予選、そしてフィギュアスケート団体戦が行われた。

 開会式前にフィギュアスケートの選手が競うのは五輪史上初。ロシア、日本、カナダ、アメリカ、イタリア、フランス、中国、ドイツ、ウクライナ、イギリスの10ヶ国の代表選手が、女子シングル、男子シングル、ペア、アイスダンスの4種目でショート・プログラムを滑り、上位5ヶ国がフリー・プログラムで競う。1位10点、2位9点、3位8点、4位7点、5位6点、6位5点、7位4点、8位3点、9位2点、10位1点のシステムにもとづいて点数が計算され、合計点で順位とメダル獲得の可否が決まる。

 初日の団体戦男子シングルには、2006年トリノ冬季五輪の金メダリスト、エフゲニー・プルシェンコが登場。期待通りの演技を見せた。4-3回転のコンビネーション、トリプルアクセル(3回転半)、トリプルルッツと、ジャンプをすべて成功させ、自身のプログラムをきれいに滑りきった。この理想的な滑りはライバルに大きく影響を及ぼし、アメリカのジェレミー・アボットは2つのジャンプに失敗、点数を伸ばすことができなかった。世界選手権で3度優勝しているカナダのパトリック・チャンも、滑りに精彩を欠き、2つのミスをして3位に終わった。

 だが一人だけ動揺していない選手がいた。若き日本人選手の羽生結弦は、理想的な4回転を飛び、トリプルアクセル、3-3回転のコンビネーションを成功させ、日本を最上位に浮上させた。

タチヤナ・ボロソジャルとマクシム・トラニコフ組=ビデオ提供:YouTube/Сергей Шестов 

 日本はしかしながら、最後まで順位を維持できず、ペアの高橋成美と木原龍一組が8位だったことで暫定順位を4位とした。ドイツのアリョーナ・サフチェンコとロビン・ゾルコーヴィ組が団体戦ペアへの出場を辞退したため、タチヤナ・ボロソジャルとマクシム・トラニコフ組にとっては若干楽な戦いであっただろう。

 そしてほぼ理想的な滑りで、1位を獲得。自己ベストを0.19点下回ったものの、団体戦としては特に影響なく、これによってロシアは最多得点で1位に浮上した。ペアの2位はカナダのメーガン・デュアメルとエリック・ラドフォード組、3位は中国の彭程(ほう・てい)と張昊(ちょう・こう)組。

 団体戦1日目を終えて、ロシアは合計19点で1位。2位は17点のカナダ、3位は15点の中国。4位は13点の日本、5、6、7位は10点のドイツ、フランス、アメリカ、続いてイタリア、ウクライナ、イギリス。次は8日にアイスダンスと女子シングルのショート・プログラム、同日にペアのフリー・プログラムが行われる。


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