プルシェンコの立件要請に再びNO

=ロシースカヤ・ガゼタ撮影

=ロシースカヤ・ガゼタ撮影

モスクワ市ロシア連邦内務省捜査企画局は、フィギュアスケート男子シングルのエフゲニー・プルシェンコ選手からの要請にもとづいた、スポーツ番組解説者による故意の虚偽情報の発信に対する追加捜査を終えた。

 捜査の結果、犯罪行為は見られないとして、刑事事件として立件しない決定が下された。この件では、言語学的捜査および心理・言語学的捜査の2種類が実施されていた。

 ヴズグリャド紙によると、モスクワ警察は2月22日にも、スポーツ専用チャンネル「エヴロスポルト2」の解説者であるアンドレイ・ジュランコフ氏に対する、プルシェンコ選手の立件要請を却下していた。

 「言語学的捜査の結果、虚偽内容を含み、かつ名誉と尊厳を傷つけ、プロとしての評判に悪影響を与えたというような情報は訴状には見られないと判断された」と内務省。

 プルシェンコ選手が警察に名誉棄損の申し出をしたのは2月11日。

 「エヴロスポルト2」でISU四大陸フィギュアスケート選手権大会が放送された際、ジュランコフ氏はプルシェンコ選手が椎間板(ついかんばん)ヘルニアの手術を受けたという報道について、ヤラセだと発言していた。

 

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