東京で、日露の「架け橋」となる本のプレゼンテーションが行われる

皓星社
 作品集「2時間で逢える日本–ウラジオストク」は、ロシアと日本の一般の人々がお互いの文化や隣国の伝統に関する自身の経験について書き記したものである。

 本はロシアと日本で2カ国語で出版された。第1章では、いつ、なぜウラジオストクに日本から市に贈られた仏像が現れたのかについて記され、第2章では、教師や翻訳者、学生、ジャーナリスト、経営者など総勢60人が綴った互いの国の文化とのかかわりが紹介されている。

 イラストを描いたのは、「源氏物語」をテーマにした銅版画シリーズの作者として知られる宮山広明さん。ロシアでも展覧会が開かれ、大成功を収めた。プレゼンテーションは東京のロシア料理店「スンガリー」で開かれた。「スンガリー」は、ロシアのポップス歌手アーラ・プガチョワとともに「100万本のバラ」を歌った加藤登紀子さんの父親が創業したレストランで、加藤さんも本の執筆に参加している。

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